アニメ『Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-』、『ゆるキャン△』シリーズ、そして『賢者の弟子を名乗る賢者』の楽曲を歌うアニソンシンガーの亜咲花さんが、デビューから10年経った今も多くのファンに支持され、アニメ主題歌などを担当し続けています。
亜咲花さんは24日、Xに「オタクになった君へ、そしてオタクを卒業する君へ」と題した投稿をしました。人生のステージや環境の変化で「卒業します」とライブなどの現場から離れていくファンに向けて、「オタクじゃなくなっても、いつでも帰ってきていいんだよ!」と呼びかけ、その温かいメッセージがファンの感動を呼び、大きな話題となっています。

亜咲花さんは16歳でアニメ『Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-』のエンディングテーマを歌ってデビュー。その後も『ゆるキャン△』シリーズや『賢者の弟子を名乗る賢者』の楽曲が人気を集め、さらにスマホゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』では、ホッコータルマエの声を担当しています。

亜咲花さんは「オタクになった君へ、そしてオタクを卒業する君へ」と題した投稿で、このように綴っています。
「この業界に入って11年目、私も16歳から27歳の大人の女性になりました。そして、応援してくださる皆さんも、一緒に歳を重ねてきました。やりたいことが増えたり、夢を叶えたり、大切な家族が増えたり。アーティストもファンも、時が経てば変わっていくのは当たり前のことです。」
「そんな素敵な報告を聞くたびに、でも、すごく悲しそうな顔で、申し訳なさそうに『現場を離れなきゃいけなくなって……』とか、『オタク卒業します……』って、言ってくれる人がいるんです。」
「そんな皆さんの、まるで私に謝っているかのような顔を見るたびに、私はいつも思ってしまうんです。『ライブに来ることって、そんなに重い“使命感”になっちゃってるのかな?』って。『一度現場を離れたら、もう二度と戻って来ちゃいけない』なんてこと、ないんだよ~~!!」
「ずっと頑張ってきて、ふと何か頼れるものが欲しくなった時。思いっきりストレス発散したい時。あるいは、たまたまぽっかり時間が空いた時——どんな時でも、いつでも私に会いに来てほしいんです!だって、私は絶対に最高の楽しいライブを届けるから!」
「『最近、現場に行けてないから……』なんて、気まずいとか、申し訳ないとか、そんな風に思わないでください。ライブに来る余裕ができた時に、また来てくれればそれでいいんです。だから、たとえオタクを卒業しちゃったとしても、いつでも帰ってきていいんだよ!」
「あなたが帰ってきてくれたその日には、私は音楽で『おかえり』って言って、たくさんの音楽で、ぎゅーっと抱きしめます!だから、一度現場を離れたオタクの皆さん——どうか、あなたの人生を思いっきり楽しんでください!!!!」
この長文が投稿されると、多くのファンから共感が寄せられ、コメント欄には「熱すぎる」「安心感でいっぱいになった」「現場で応援するたびに『ここに来て本当に良かった』って感動する」「ありがとう」「無理せず、行きたい時に行けばいい」といった応援の声が殺到しました。
亜咲花さんとファンの間にある、音楽と共に成長し、それぞれの人生を歩みながらも、こうした関係性で繋がっている絆が垣間見えます。

中には53歳のユーザーから、「初めてライブに行ってみたいけど、年齢的に浮いてしまわないか心配」という声も寄せられました。これに対し亜咲花さんは、「年齢は全く問題ない。現場に来て最高の体験をしてほしい」と返信しています。

アニメやアイドル、音楽活動を追いかけながら育ってきた多くのファンにとって、亜咲花さんのこの言葉は、「人生は常に同じステージにはいられないけれど、好きだったものは、いつでもまた戻ってこられる」という気持ちに、きっと寄り添ってくれることでしょう。
推し活やこうした活動に夢中になることが永遠ではないとしても、その時の気持ちや感情は、お互いを繋ぎ、かけがえのない思い出として残っていくはずです。
via: X@亜咲花