エリオット・ペイジ、『オデュッセイア』出演後オファー激減を告白 業界に「良い作品に出続けたい」と訴え

エリオット・ペイジが、先日ポッドキャスト番組『オン・フィルム… ウィズ・ケヴィン・マッカーシー』に出演。クリストファー・ノーラン監督作で2026年7月公開の『オデュッセイア』に出演して以来、新たなキャスティングのオファーが「ほとんどない」こと、そして現在、出演予定の作品がないことを明かした。

ペイジは、今後も俳優業を続けたいと語り、「もし誰か呼んでくれるなら、喜んで良い作品に出続けたい」と率直な思いを述べた。また、今の自分はこれまでで最も自分らしくいられ、キャリア最高のパフォーマンスを発揮できるチャンスだと考えているという。

2010年にノーラン監督と初めてタッグを組んだ『インセプション』を振り返り、ペイジは撮影自体は楽しかったものの、当時の自身の状態は良くなかったと告白した。

「『インセプション』の撮影は本当に楽しかったし、ノーラン監督との仕事も大好きだった。でも、あの頃の僕は、自分自身にひどく居心地の悪さを感じていたんだ」と彼は語った。

ペイジは以前、当時ほとんどがシスジェンダー男性の共演者の中で、自分だけが浮いているように感じ、ストレスから帯状疱疹を患ったことも明かしている。しかし、当時のスタッフや共演者は皆とても親切で、彼を苦しめたのは自身の内面的な状態だったと強調した。

数年を経て再びノーラン作品に戻ってきたペイジは、『オデュッセイア』の撮影経験を「ある種の癒し」と表現した。彼は「今、こうして戻ってきて、自分自身に以前よりずっと安らぎを感じていると、このような作品に参加することが自然とより楽しめるようになる。ノーラン監督と再び仕事ができたことは、僕にとって非常に大きな意味がある」と語った。

ペイジは『オデュッセイア』でシノン役を演じているが、キャスティング発表後、一部の保守派評論家から批判の声が上がった。しかし、ウーピー・ゴールドバーグをはじめとする著名人が彼を擁護し、観客がキャスティングに不満があるなら劇場に行かなければいいだけで、俳優個人を攻撃する必要はないと訴えた。

via: Variety