(画像:パラマウント・ピクチャーズ/スカイダンス・メディア)
2023年に公開されたファンタジーアドベンチャーコメディ『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(原題:Dungeons & Dragons:Honor Among Thieves)は、公開後、観客から高い評価を得たものの、残念ながら興行収入は予想をはるかに下回った。製作費は1億5,000万ドル(宣伝費含まず)に達したが、全世界での興行収入はわずか2億800万ドル。映画館との収益分配後、利益どころか赤字に終わった形だ。
通常、このような成績では続編の製作は絶望的となる。しかし、脚本と監督を務めたジョナサン・ゴールドスタインとジョン・フランシス・デイリーは、今もなお希望を捨てていない。彼らはファンに続編を届けるため、現在も尽力しているという。

(画像:パラマウント・ピクチャーズ/スカイダンス・メディア)
最近、Apple TV+の新作『Mayday』のプロモーションのため『The Playlist』のインタビューに応じたデイリーとゴールドスタインは、『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』の続編への希望が完全には消えていないことを明かした。同作の配給元であるパラマウント・スカイダンスはすでに諦めているものの、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のIP(知的財産)を保有するハズブロ社は、現在も続編の新たな受け入れ先を探しているという。
ゴールドスタインは「ハズブロは依然として『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』に大きな自信を持っていると思います。もし彼らが適切な映画会社パートナーを見つけられれば、続編を推進するでしょう。我々のプロデューサーも同じ見解です」と語った。デイリーはさらに、「この映画は私たちにとって非常に意味のある作品です。なぜなら、私たちは第1作の製作を心から楽しみ、登場人物たちを深く愛したからです。そして続編には大きな可能性があります。第1作で登場人物の紹介や背景の描写に多くの時間を費やしましたが、続編ではすでに馴染みのあるキャストなので、すぐに物語の本筋に入ることができます。これは本当に負担が少ないんです」と続けた。
(画像:パラマウント・ピクチャーズ/スカイダンス・メディア)
デイリーは、続編の資金調達が容易ではないことも認めている。「確かに、資金面にはいくつかの現実的な問題があり、最終的に製作が実現するかどうかは誰にも分かりません。しかし、私たちはすでに書き上げた続編の脚本に誇りを持っており、最終的にそれが世に出ることを願っています」。
デイリーは最後に、『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』の公開時期が非常に悪かったと嘆いた。「第1作の公開は最悪のタイミングでした。記録的な大ヒットとなった『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のわずか4日前に公開され、その1ヶ月前にはウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が公式ゲームのライセンスを変更したことで、多くの『ダンジョンズ&ドラゴンズ』ファンがゲームのボイコットを宣言していました。さらに、当時の宣伝が不十分で、元々のファンではない観客にこの映画が彼らの好みに合うかもしれないということを伝えきれなかったと思います。これらすべての要因が重なり、現在の状況に至ったのです。とにかく、今後の展開を見守るしかありませんね」。
via: The Playlist