『HUNTER×HUNTER』420話でヒソカが打っていたのは『カイジ』の“沼”!? 『ハンチョウ』公式も反応するまさかの小ネタ

冨樫義博による『HUNTER×HUNTER』は、2026年6月末に長期休載を経て『週刊少年ジャンプ』で連載を再開。待ち続けていたファンにとって、ようやく物語の続きを追えるうれしい日々が続いています。

そんな中、最新の第420話でファンの注目を集めたのが、久々に姿を見せたヒソカのあるシーン。船内の施設でヒソカがパチンコを打っているのですが、その台が福本伸行の『賭博破戒録カイジ』に登場する伝説の“人喰いパチンコ”「沼」にそっくりだとして話題になっています。さらに福本作品のスピンオフ『1日外出録ハンチョウ』公式Xまで、このネタに反応しました。

『賭博破戒録カイジ』に登場する“人喰いパチンコ”「沼」は、シリーズを知る人ならおなじみの存在。地下カジノに設置され、数億円もの大当たり賞金を積み上げる一方で、挑戦者たちの金を底なしに飲み込んでいく悪魔のパチンコ台として描かれました。

作中では、裏カジノ側が台そのものを傾けたり、風を使って玉の軌道を妨害したりと、最後の当たり穴へ簡単には到達できないよう数々の仕掛けを施しています。しかし伊藤開司は知恵と執念を駆使し、その鉄壁の攻略難度を突破して巨額の賞金を勝ち取ります。

そして今回、『HUNTER×HUNTER』第420話で久々に登場したヒソカ。見開きで描かれた場面ではパチンコ台に向かっているのですが、その台のデザインが……どう見ても『賭博破戒録カイジ』の「沼」を思わせるものになっています。

この“沼”ネタが話題になると、『1日外出録ハンチョウ』公式Xもすぐさま反応。「悪魔的パチンコ台『沼』……! どうやら最近もどこかでハマっている男がいたとか……」と、明らかに今回のヒソカを思わせる投稿を行いました。

しかも、そのまま「なので宣伝……これを機に……!」とちゃっかり宣伝へ突入。“沼”を生み出した男・一条聖也を主人公とするスピンオフ『上京生活録イチジョウ』について、「全6巻……好評発売中……!」と、『カイジ』らしい独特の間と語り口で今回の話題に乗っかっています。

もちろん、冨樫義博が福本伸行作品を好んでいることは以前からファンの間でも知られています。そのため今回の「沼」も、偶然似てしまったというより、作品を知ったうえで盛り込まれたオマージュとして受け止めるファンが多いようです。

そして実は、福本作品側も過去に『HUNTER×HUNTER』ネタを取り入れたことがあります。グリードアイランド編でおなじみのスペルカード「同行(アカンパニー)」を思わせるネタや、「オレの円は15m」といった、明らかに『HUNTER×HUNTER』を意識したセリフまで登場しています。

漫画界を代表する2人の作家が、それぞれの作品を通してこんな形で小ネタを投げ合っているのも面白いところ。互いの作品へのリスペクトが感じられる、ファンにとってはうれしい遊び心と言えそうです。

一方、『HUNTER×HUNTER』は今回の連載再開から第420話まで10話分が掲載されました。今後の掲載については公式からの続報を待つことになりますが、冨樫義博氏のXではその先の原稿作業も継続している様子が報告されています。何よりもまずは、冨樫先生が体調を大切にしながら、これからも作品を描き続けてくれることを願いたいところです。