『スパイダー・ノワール』まさかのエミー賞5冠!打ち切り決定から2日後の快挙にニコラス・ケイジ主演ドラマが有終の美

ニコラス・ケイジが主演を務めるマーベルのスーパーヒーローシリーズ『スパイダー・ノワール』が、先日Prime Videoでの打ち切りが報じられたばかり。しかし、そのわずか2日後、2026年第78回クリエイティブ・アーツ・エミー賞で一挙5部門を受賞するという快挙を達成した。これにより、全1シーズンで完結が決定していた本作は、きわめてドラマチックな形でその最終成績を飾ることとなった。

『スパイダー・ノワール』は今回、計11部門にノミネートされ、最終的に「優秀メインタイトルデザイン賞」、「コメディ/ドラマシリーズ音響編集賞」、「シリーズ撮影賞」、「シングルエピソード視覚効果賞」、「コメディシリーズスタントコーディネーション賞」の5つの主要部門で受賞を果たした。

授賞式のわずか2日前、海外メディアはPrime Videoが本作のシーズン更新を行わないと報じていた。この件について、ケイジは米Deadlineに対し、「私にとっては、1シーズンで完璧でした。この危険で革新的、そしてポップアートに満ちたスパイダーマンを通して、語りたいことはすべて語り尽くしましたから」とコメントしている。

『スパイダー・ノワール』は、マーベル・コミックスの同名コミックを原作としている。物語は1930年代のニューヨークを舞台に、ニコラス・ケイジ演じる私立探偵ベン・ライリーが、犯罪者と戦いながら自身の過去と向き合う姿を描く。本作は、白黒版とカラー版の2種類の視聴モードが提供されているのも特徴だ。

スタントコーディネーション賞を受賞した後、スタントチームは「今回の受賞がPrime Videoの心を変える可能性はあるか」と問われると、「そうだといいですね!誰に電話すればいいか教えてください!それは私たちの管轄外ですから」と笑いながら答えた。

ケイジは以前、2018年のアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』でもスパイダーマン・ノワールの声優を務めている。実写版は続編の制作には至らなかったものの、5つのエミー賞受賞という輝かしい記録を第1シーズンに残した。

via: People.com