(画像提供:20世紀スタジオ)
11年前、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(Bridesmaids)でブレイクしたばかりのメリッサ・マッカーシー(Melissa McCarthy)が、英国を代表するスターのジェイソン・ステイサム(Jason Statham)、ジュード・ロウ(Jude Law)と共演したスパイ・アクション・コメディ『SPY/スパイ』(Spy)。公開されるや観客から熱い支持を集め、世界興行収入は2億3000万ドルを突破するヒットを記録した。
これだけの成功を収めれば、スタジオが勢いに乗って続編を製作してもおかしくない。実際、ポール・フェイグ(Paul Feig)監督は公開当時、すでに続編の脚本構想に取りかかっていると明かしていた。しかし、それから10年以上が過ぎても、『SPY/スパイ』続編はいまだに実現していない。

(画像提供:20世紀スタジオ)
スタジオ側が、ある映画の続編を作らない理由を自ら説明することはほとんどない。だが、俳優や監督、脚本家が時折、その舞台裏を漏らすことはある。マッカーシーは米Variety誌の最新インタビューで、第2弾が今なお実現していない理由について口を開いた。
マッカーシーによると、『SPY/スパイ』続編が難航しているのは、ハリウッドがこの規模のコメディ映画に興味を示さなくなったからだという。「あの作品は大成功しました。そんなことは関係ないと言う人もいるでしょうが、私は大いに関係があると思っています。たとえば『サンダーフォース ~正義のスーパーヒロインズ~』を撮り終えた後、私たちはすぐ続編に取りかかるつもりでした。『撮影はすごく楽しかったし、Netflixでも驚くほど多くの人に見てもらえた。それに、続編のアイデアもすでにある』と話していたんです。もし私が脚本を書いたり、ベン(ファルコーン。夫で長年の仕事仲間)と一緒に脚本を書いたりして、それが大コケしたなら、私が責任を取ります。でも、これまでそんなことは起きていません。確かに私たちは80億ドルを稼ぐような映画は作れません。そういう規模の映画ではないんです。でも、1億2000万ドルを稼ぐ映画なら、私は悪くないと思うし、スタジオだって不満ではないはずです。適正な予算で作り、しっかり利益を生む映画を目指している。それなのに、なぜか今はそういうビジネスモデルが歓迎されなくなってしまった。私にも、その計算がどうなっているのか理解できません」
via: Variety