ポケモンカードのコレクター市場で、またもや驚きの記録が誕生しました。通称「レインコートピカチュウ」と呼ばれる2015年の日本版XY-Pプロモカード「ピカチュウ(Art Academy/Y. Fujishima)」が、840万ドルで落札。史上2番目に高額なポケモンカードとなりました。

このカードは2026年9月28日、オークションプラットフォームのFanatics Collectに出品され、合計64件の入札を集めました。落札価格は20%の買い手手数料を含む840万ドル。PSAの最高評価となる「Gem Mint 10」を獲得しているうえ、発行枚数は世界でわずか100枚という激レア中の激レアです。
「レインコートピカチュウ」は、ニンテンドー3DS用ソフト『ポケモンアートアカデミー』のイラストコンテストから誕生しました。数千点に及ぶ応募作品の中から、Y. Fujishimaさんが描いた、赤いレインコート姿で傘を差すピカチュウが見事入賞。賞品として、このイラストを使用した実物のカード100枚が制作されました。一般の販売ルートには一度も並んでいない、正真正銘の非売品です。

さらに驚きなのが、その価格の跳ね上がりっぷりです。同じPSA 10のカードは、2024年7月に1万2600ドル、2025年6月には1万9200ドルで取引されていました。それが今回は840万ドル。わずか1年あまりで約440倍という、まさに桁違いの高騰を見せています。
もっとも、最高額の座を守っているのは「ポケモンイラストレーター」です。2026年2月に1640万ドルで落札されており、こちらは依然として別格。それでも「レインコートピカチュウ」が、世界最高峰のポケモンカードに仲間入りしたことは間違いありません。

via: Dexerto