(画像提供:Netflix)
ザック・スナイダー(Zack Snyder)が脚本・製作・監督を手がけたNetflixオリジナル映画『レベル・ムーン』(Rebel Moon)は、当初から壮大な構想を掲げ、新時代の『スター・ウォーズ』(Star Wars)となることを目指していた。その野心を実現すべく、スナイダーは物語を2部作として配信し、それぞれに長尺のディレクターズカット版も用意。さらにスピンオフゲームやアニメ、実写ドラマシリーズの展開まで計画していた。映画についても「少なくとも第6弾まで作る」と豪語し、完全なクロスメディアIPを築き上げようとしていた。
しかし、第1弾が配信されるや否や、作品は猛烈な酷評の嵐にのみ込まれた。第2弾とディレクターズカット版が配信された頃には、視聴者の熱気もすっかり冷めており、SNSでの話題性は大幅に低下。視聴成績も第1弾には遠く及ばなかった。そして、あれほど積極的にユニバース拡大を進めていた『レベル・ムーン』シリーズから、新たな動きが聞こえてくることはなくなった。
それでも『レベル・ムーン』の続編を期待する声は残っている。海外メディア「The Direct」は先日、スナイダーの新作『The Last Photograph』(The Last Photograph)がトロント国際映画祭でプレミア上映された際、本人に『レベル・ムーン3』の現状を直撃した。
スナイダーは「分からないな。最近、別のインタビューでも話したけど、あの2作品には僕が編集したディレクターズカット版がある。今の状況としては……ディレクターズカット版の人気がもっと高まるか、まだ見ていない人たちに発見されて、もう1本作ってほしいという大きな盛り上がりが生まれるのを待つ必要があると、本気で思っている」と回答した。
つまり現時点での反響だけでは、出資側に続編へ再び資金を投じさせるには不十分ということだろう。かつて劇場公開終了後に口コミで人気へ火がついた作品のように、後から大ブレイクを果たさない限り、『レベル・ムーン』が復活する可能性は低そうだ。