ニコラス・ケイジ、現在のMCUは「金のかかった豪華版WWE」 50代超えの名優たちが荒唐無稽な衣装で戦う姿に苦言

ニコラス・ケイジ(Nicolas Cage)は近年もマーベル関連作への出演を続け、実写ドラマ『スパイダー・ノワール』(Spider-Noir)では主演まで務めた。ところが先日、MCUの現状について語った際、近年のシリーズからますますWWEを連想するようになったと率直に明かした。

ケイジは先日、FAN EXPO Dallasに登壇。MCU初期の展開はかなり気に入っており、特に異なるキャラクターや物語が徐々に交錯していく構成を高く評価していたという。

「僕から見れば、最初は本当に素晴らしかった。初期には優れた物語がいくつもあったし、すべてのストーリーラインを結びつけていく方法、それぞれのキャラクターの物語や背景を描く方法も見事だった」

しかし、シリーズの規模が拡大し、ベテランキャラクターが次々と復帰するにつれて、ケイジの見方も変わり始めたようだ。

「ただ最近は、愛を込めてこう言うんだけど、普段はとても知的で、並外れた才能を持つ50代以上の俳優たちが、あのばかげた衣装を着て戦いの準備をしている姿を見ると、MCUが潤沢な資金を投じた豪華版WWEになりつつあると、どうしても思ってしまうんだ」と続けた。

ケイジは具体的な作品名や俳優名を挙げなかったものの、この発言から『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(Avengers: Doomsday)を連想したファンは少なくない。同作にはイアン・マッケラン(マグニートー役)、パトリック・スチュワート(プロフェッサーX役)、ジェームズ・マースデン(サイクロップス役)ら、『X-MEN』(X-Men)シリーズのベテラン俳優が復帰。さらにロバート・ダウニー・Jr.も、ドクター・ドゥーム役でMCUに帰還する。

もっとも、ケイジ自身もマーベルのキャラクターとは縁が深い。『ゴーストライダー』(Ghost Rider)シリーズ2作で主演を務めたほか、『スパイダーマン:スパイダーバース』(Spider-Man: Into the Spider-Verse)シリーズではスパイダー・ノワールの声を担当。その後、実写版『スパイダー・ノワール』でも同キャラクターを演じた。しかし同作は、シーズン1が好意的な評価を集めたにもかかわらず、Prime Videoによって打ち切られている。

via: The Guardian