DCユニバース『クレイフェイス』脚本家マイク・フラナガンが断言!完成版すら未見「僕の映画ではない」

DCスタジオの新作『クレイフェイス』(Clayface)は、日本では2026年10月30日公開予定。本作はもともと、ホラー界の名匠マイク・フラナガンの構想と脚本から始まった企画だが、本人はこのほど、完成した作品はもはや「自分の映画」ではないとあらためて強調。現在に至るまで完成版すら見ていないことを明かした。

『クレイフェイス』は当初、フラナガンが情熱を注ぐ企画として進められていた。ジェームズ・ガンとピーター・サフランがDCスタジオのトップに就任する以前から、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のマット・リーヴス監督とともに開発に取り組んでいたという。

しかし、フラナガンがPrime Videoの『キャリー』に専念することになったため、DCスタジオは彼の脚本を引き継ぎ、ホセイン・アミニとジェームズ・ワトキンス監督を迎えて企画を前進させた。

『クレイフェイス』を映画化しようと考えた当初について、フラナガンはこう語っている。「『クレイフェイス』はこれまで、アニメシリーズをはじめとする数々のアニメ作品を除けば、本格的に映像化されたことがありませんでした。実写長編映画に登場したこともなければ、ましてや映画の中心人物になったこともない。だから僕にとって『クレイフェイス』は、まだ誰も手をつけていない、非常に自由度の高い題材でした。僕たちは、そこへ本格的に踏み込み、形にしようとした最初のチームのひとつだったと思います」

一方、公開を控える完成版については、誰の作品なのかを明確に線引きした。「とはいえ、『クレイフェイス』は本当に僕の映画ではありません。ジェームズ・ワトキンスの作品です」

「僕は自分でもとても気に入っている脚本を書き、それを提出しました。それで、僕の仕事はほぼ終わり……。実はまだ映画を見てすらいません。見るのを楽しみにしていますし、ジェームズが最終的にどんな作品に仕上げたのか、とても興味があります。でも、これはジェームズ・ワトキンスの映画です。彼が完成させた作品を見るのを心から楽しみにしています」

フラナガンの初稿が完成版にどれほど残されているのかは、現時点では明らかになっていない。物語の中心となるのはマット・ヘーゲン。ゴッサム・シティのストリートで育った少年がハリウッドスターへと駆け上がるものの、犯罪組織のボスによって無残に顔を潰されてしまう。実験的な治療で元の容姿を取り戻した後、次第に精神の均衡を失い、やがて破滅的な復讐の道を突き進んでいく。

via: CBM