(画像提供:スカイダンス)
著名なエンタメ記者マット・ベローニは2025年6月、『Puck』でいち早く報じていた。『トランスフォーマー』(Transformers)シリーズを計5作にわたって手掛けたアクション映画の巨匠マイケル・ベイ(Michael Bay)が、新たな『トランスフォーマー』映画の構想をパラマウント・スカイダンスへ極秘に持ち込んだというものだ。そして米国時間10月6日、この情報がついに公式に認められた。
米国時間10月6日は、パラマウント・スカイダンスによるワーナー・ブラザース・ディスカバリー買収が正式に完了してから最初の日。その第1弾となる大型プロジェクトとして発表されたのが、マイケル・ベイを次回作となる『トランスフォーマー』実写映画の監督に呼び戻す計画だ。シリーズで長年、製作総指揮を務めてきたスティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg)も引き続き参加する。

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米メディア『Deadline』が独占で伝えたところによると、マイケル・ベイは最新稿の脚本を読み、前日の10月5日にスピルバーグと会談した末、正式にゴーサインを出したという。別のメディア『Page Six』は、ベイとスカイダンスが現在、契約の最終調整に入っていると補足。その条件には、ベイが求めているファイナルカット権を認めるかどうかも含まれている。
新作の脚本を執筆しているのは、『ワンダーウーマン』(Wonder Woman)第1作の共同脚本家で、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(It)の前日譚ドラマ『IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー “それ”が見えたら、終わり。』(Welcome to Derry)で共同ショーランナーを務めたジェイソン・フックス(Jason Fuchs)。物語の舞台は現代で、1990年代を描いた前作『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(Transformers: Rise of the Beasts)とは時代設定が異なる。このことから、『ビースト覚醒』とのつながりは薄いとみられる。
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『トランスフォーマー』シリーズの世界興行収入は、近年下降を続けている。かつては1作公開すれば10億ドル突破も珍しくなかったが、『ビースト覚醒』は約4億4,000万ドルにとどまり、アニメ映画『トランスフォーマー/ONE』(Transformers One)は約1億2,900万ドルまで落ち込んだ。マイケル・ベイの復帰は、スカイダンスが打ち出したシリーズ再建策なのかもしれない。
とはいえ、ベイがシリーズを去る前に監督した第5作も、世界興収はすでに6億ドル強まで縮小していた。ベイの復帰でどれほどの観客を呼び戻せるのか。今後の市場の反応を見極める必要がありそうだ。