トム・クルーズ主演『The Digger』総費用2.7億ドル、赤字2.5億ドル見込み!『ジョン・カーター』超えで史上最大の大コケ映画に?

(画像:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ)

ここ数日、トム・クルーズ主演の『The Digger』が興行的に大惨敗したとの数字を目にした人も多いはず。だが、どうやら『The Digger』をめぐる財務上の悪夢はまだ終わっておらず、事態はさらに深刻化しているようだ。米メディアTheWrapが報じた独占情報によると、『The Digger』の総費用と予想損失額が再び上方修正された。パラマウント・スカイダンスが先ごろワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収を正式に完了し、事業の移管手続きを進めるなかで、『The Digger』がもたらす損失が従来の予想をはるかに上回ることが判明したという。

(画像:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ)

これまでメディアでは、『The Digger』の最終的な損失額は約1億2,500万ドルと予想されていた。しかし最新情報によれば、製作費は約1億6,300万~1億7,300万ドル、さらに宣伝費として別途1億ドルが投じられており、総費用は約2億7,000万ドルに達する。合併後の親会社スカイダンスは、最終的な世界興行収入が4,000万ドルを超えないと見込んでいる。そこから映画館側の取り分やトム・クルーズへの興行収入の分配分を差し引くと、最終損失額は約2億5,000万ドルに膨らむ見通しだ。

(画像:ユナイテッド・アーティスツ)

インフレ調整後の金額で、現在「史上最も赤字を出した映画」とされているのは『ジョン・カーター』で、その損失額は約2億8,000万ドル。一方、製作会社が売却に追い込まれるほどの歴史的惨敗となった『天国の門』でさえ、現在の貨幣価値に換算すると損失額は約1億5,800万ドルにとどまる。インフレを考慮しない場合でも、『ジョン・カーター』が記録した当時の損失額は2億5,000万ドルで、今なお映画史上ワーストとされている。つまり『The Digger』は、その不名誉なランキングで新王者に躍り出る可能性があるということだ。


via: The Wrap