班艾佛列克も『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』監督候補だった!自ら辞退した理由「ファンの意見が強すぎる」

(画像:ルーカスフィルム)

ウォルト・ディズニー・カンパニーがルーカスフィルムを買収し、『スター・ウォーズ』(Star Wars)の続三部作を製作すると発表した当時の熱狂を、今も覚えている映画ファンは多いはず。誰が監督を引き継ぐのかをめぐり、まるで次の「ジェームズ・ボンド」を決めるかのような激しい議論が巻き起こっていた。

当時、ルーカスフィルムは複数の大物監督に狙いを定め、就任を打診しているとうわさされていた。その候補にはクリストファー・ノーラン(Christopher Nolan)、デヴィッド・フィンチャー(David Fincher)、ブラッド・バード(Brad Bird)、ギレルモ・デル・トロ(Guillermo del Toro)らが名を連ねていたほか、監督作『アルゴ』(Argo)でアカデミー賞作品賞を獲得したばかりの班艾佛列克(Ben Affleck)にも声がかかっていたという。

ポッドキャスト番組『Happy Sad Confused』のインタビューに登場した班艾佛列克は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(Star Wars:The Force Awakens)の監督就任を打診されていたことを認めたものの、自ら断ったと明かしている。その理由について、次のように語った。「確かに話は来たよ。興味があるかと聞かれた。当時、彼らがJ.J.(最終的に監督を務めたJ.J.エイブラムス)とも同時に話を進めていたのかは分からないけど、責任者とは話をした。あの映画は、その……さっきも言った通りなんだ。僕は『スター・ウォーズ』が好きだけど、監督としてふさわしい人間ではない。僕よりもこの仕事に情熱を持ち、もっとうまく撮れる人がほかにいる。大きなチャンスを自ら犠牲にした、なんて話ではないんだ。自分に良い作品を撮れるのか、シリーズを再構築できるのか、確信が持てなかった。再構築には多くの困難が伴うし、結果を見れば分かるように、簡単な仕事ではない。うまくやった人もいるけど、何をやっても強い意見をぶつけてくるファン層を相手にしなければならない人もいる。これは僕に監督を依頼してくる脚本の多くにも言えることだ。出演依頼よりも監督依頼で届く脚本のほうが、出来のいい作品の割合はずっと高い。それでも僕は断ってきた。自分がほかの誰かよりうまく撮れるとは思えなかったからだ。最終的に自分が納得できる作品へ仕上げられる確信がないものを、監督したくはないんだ」