DCEUでバットマンを演じたベン・アフレック(Ben Affleck)が先日、番組「Happy Sad Confused」に出演。当初は自ら監督・主演を務め、ジョー・マンガニエロ(デスストローク役)が出演する予定だったバットマン単独映画について語った。企画には大きな期待を寄せていたものの、『ジャスティス・リーグ』(Justice League)の製作現場を経験したことで考えが変わったという。

「実際のところ、『ジャスティス・リーグ』への参加は本当に、本当にひどい経験だった。理由はいくつもある」とアフレック。「当時の僕が置かれていた個人的な状況もあれば、あの時期に起きた悲劇も関係している。スタジオと監督の意見が対立したとき、どうすればああいう映画を台無しにできるのかも、身をもって知った。あれは重大な過ちで、最終的に映画を破壊した原因だ」
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(Batman v Superman: Dawn of Justice)が期待どおりの評価を得られなかったことを受け、ワーナー・ブラザースはザック・スナイダー監督に『ジャスティス・リーグ』の作風を変更するよう要求。スナイダー監督が娘の死を受けてポストプロダクションから離脱すると、同社はジョス・ウェドンを招いて再撮影を実施した。ストーリーは大幅に変更され、撮影現場では俳優への不適切な扱いをめぐる告発も相次いだ。

アフレックは、ワーナーがスナイダー監督の家族を襲った悲劇さえ、映画の主導権を握る口実として利用したと考えている。さらに、再撮影を自身のキャリアで最もどん底だった時期と表現した。
「率直に言って、彼らがあの出来事を口実として利用したやり方は、僕が人生で目にした中でも最悪にクソったれな行為のひとつだ。本当に吐き気がする」とアフレックは続けた。「当時の職場環境や現場の雰囲気について、僕が知らなかったことも多い。でも、人づてにレイ・フィッシャーやガル・ガドット、ほかの人々が経験したことを聞いて、『うわ、これはもう吐き気がするなんてレベルじゃない』と思った」
当時のアフレックは、離婚やアルコール依存症の問題にも直面しており、最終的にバットマン単独映画の監督を降板。その後、企画はマット・リーヴス監督のもとで一から練り直され、ロバート・パティンソン主演の『THE BATMAN-ザ・バットマン-』として製作された。アフレックはその後、『ザ・フラッシュ』(The Flash)と『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(Zack Snyder's Justice League)でバットマン役に復帰している。