『ブレイキング・バッド』ウォルター・ホワイト・Jr.役のRJ・ミッテさん、34歳で死去 代理人が自殺と認めるも警察は捜査継続、共演者が悲痛な追悼

ドラマ『ブレイキング・バッド』(Breaking Bad)でウォルター・ホワイト・Jr.を演じた俳優RJ・ミッテさんが、米国時間2026年10月12日、テキサス州ブラウンズビルの自宅で死去した。34歳だった。代理人は『People』に対し、ミッテさんが自殺により亡くなったと認めた。一方、警察は現在も捜査中だと強調しており、正式な死因と死亡の状況は、検視解剖の完了後に確定する。

ブラウンズビル警察によると、同日午後0時50分に通報を受け、警察官が現場に到着した時には、ミッテさんはすでに反応がない状態だった。午後1時32分、治安判事によって死亡が宣告された。

現場には、他殺をうかがわせる明確な形跡はなかった。代理人は声明で「愛された俳優、慈善活動家、そして障害者の権利を訴え続けたRJ・ミッテが亡くなったことを、深い悲しみとともにお知らせします」と発表し、遺族のプライバシーを尊重するよう求めた。

脳性まひのあるミッテさんは、『ブレイキング・バッド』の全5シーズンにわたり、ブライアン・クランストン(ウォルター・ホワイト役)の息子フリンを演じ、自身の経験を生かして役にリアリティーをもたらした。俳優業のかたわら、障害者の社会参加にも積極的に取り組み、United Cerebral PalsyとShriners Children'sのアンバサダーを務めたほか、The Mitte Foundationの会長として地域の慈善事業や芸術活動を支援していた。

訃報を受け、『ブレイキング・バッド』のキャストも相次いで追悼の言葉を寄せた。ディーン・ノリス(ハンク・シュレイダー役)は、劇中でミッテさんの父親を演じたわけではないものの、撮影当時まだ若かった彼をいつも気にかけていたと振り返り、「本当に優しい青年だった。信じられない」と悲しみをあらわにした。

アーロン・ポール(ジェシー・ピンクマン役)は「RJ、愛しているよ、友よ。君がいなくて寂しくなる」とコメント。さらに、誰もが愛されるに値する存在であり、苦しみを一人で抱え込む必要はないと呼びかけた。

地元のMitte Cultural Districtも、芸術の発展に尽力したミッテさんを追悼。ブラウンズビルに対する彼の献身は、地域の歴史の一部として永遠に残り続けるとの声明を発表した。

via: People.com