米マサチューセッツ州スターリングのチョクセット中学校で、「デスノート」と書かれたノートが見つかり、警察が出動する騒ぎとなりました。ノートには複数の同級生の名前が記されていましたが、調査の結果、実際の脅威には当たらないと判断。一方、ノートを所持していた女子生徒には3日間の停学処分が科されました。

ノートが見つかったのは、2026年9月30日の午後4時ごろ。生徒の下校後に教職員が発見し、すぐに警察へ通報しました。その後、学校と警察はノートの持ち主や関係する生徒から聞き取りを実施。ティナ・ボス校長は保護者宛ての書簡で、「生徒は、このノートがアニメ作品にちなんだものであり、誰かを脅す目的ではなかったと説明しています」と報告しました。また、学校や特定の生徒に対する脅威を示す証拠は確認されなかったとしています。
スターリング警察も、現時点での調査結果を踏まえ、刑事告発は行わない方針を発表。ただし、校内の安全に対する不安を受け、2026年10月6日には警察官を学校に配置し、状況に応じて警戒を続けるとしています。

『DEATH NOTE』は、死神のノートに名前を書かれた人物が死亡するという設定の作品です。作中の表紙を再現した普通のノートも市販されていますが、その物騒すぎる設定ゆえ、今回の一件は保護者の間に不安を広げました。
ノートに娘の名前が書かれていたという母親は、Facebookで学校側の処分が軽すぎると批判。「私の娘の名前が入った殺害リストを生徒が作ったのに、わずか3日間の停学で同じ教室へ戻ってくるのです!」と訴えました。安全確保のための対応が用意されているとはいえ、娘は今後も相手と毎日同じ教室で過ごさなければならず、安心できる状況ではないとしています。
実は、同様の騒動は今回が初めてではありません。2024年9月には、米オハイオ州アクロンのI Promise Schoolでも、生徒が自作した「デスノート」が見つかっています。実害は確認されなかったものの、名前を書かれた生徒の保護者から不満の声が上がるなど、今回とよく似た事態になっていました。
via: IGN