愛犬との思い出をつづった投稿が、Xで注目を集めています。高齢で徐々に衰弱していたワンちゃんは、立ち上がれないばかりか、頭を動かすことすら難しくなり、食欲も完全になくなってしまいました。獣医師から「残された時間は数日かもしれない」と告げられ、好きなものを何でも食べさせてあげるよう勧められた飼い主。そこでマクドナルドのマックフライポテトを与えてみたところ……。
なんとワンちゃんの食欲が一気に復活! 体調も次第に持ち直し、その後さらに2年間、家族と一緒に過ごしたといいます。驚きのエピソードに、多くの人から「マックフライポテトすごい」と反響が寄せられています。

投稿者のイキりグロ太郎さん(@yakulutozuke)によると、愛犬は高齢で徐々に衰弱し、やがて立つことも、頭を動かすこともできなくなり、食事をまったく受け付けない状態になったとのこと。獣医師の診察では、余命は数日ほどかもしれないと告げられ、「食べたがるものがあれば、何でも食べさせてあげてください」と勧められたそうです。
そこでマックフライポテトを与えてみると、ワンちゃんの体調はみるみるうちに回復。最終的には、それからさらに2年間も生きたといいます。

ただし投稿者は、マックフライポテトに病気を治すような効果があったわけではないと強調しています。あくまでポテトが、それまで失われていた食欲を呼び覚ますきっかけになったとのこと。マックフライポテトを食べてからは食欲が目に見えて戻り、普段の食事も再び食べられるようになったそうです。

愛犬への思いとユーモアが詰まった投稿からは、飼い主の深い愛情が伝わってきます。
中には「以前からマックフライポテトの香りが気になっていたものの、食べる機会がなかったのでは」と推測する声も。これに投稿者は、愛犬について「世界一食いしん坊なデブ犬」だったと笑いながら回答しています。晩年には馬刺し以外を断固として食べようとせず、最期まで毎日馬刺しを食べていたとのこと。投稿者は、幸せな暮らしを満喫したグルメなワンちゃんだったと振り返っています。

同じような体験をした人からのコメントも寄せられています。ある人の飼い猫は、原因不明の病気で骨と皮のように痩せ、爪までひどく腫れてしまったそうです。せめて最期に好きなものを食べさせてあげようと「CIAO ちゅ~る」を与えたところ、なんと元気を取り戻したといいます。

別の人は、祖母の家で飼っていた高齢猫のエピソードを紹介。長い間何も食べようとせず、かなり心配な状態だったものの、マクドナルドのマックチキンナゲットを与えたところ、再び食事を取るようになり、動き回れるまでに回復。その後、さらに数年間生きたそうです。
猫がマックチキンナゲットしか食べようとしなかったため、祖母は週に何度もマクドナルドへ通うことに。投稿者も思わず「マクドナルドってすごい」と感嘆しています。

「犬にとっての2年間は、人間に換算すると10年ほどになるのでは」という声に対し、投稿者は、当時はあまりにも突然のことで、家族全員がどう向き合えばいいのか分からなかったと振り返りました。
愛犬は、家族がきちんとお別れできるよう、あえて時間を残してくれたのかもしれない――。投稿者は「本当に優しい犬だった」と、愛犬への思いを語っています。

もちろん、こうしたエピソードが、特定の食べ物によって動物の寿命が延びたことを意味するわけではありません。マックフライポテトやフライドチキンなどの人間用の食べ物は、衰弱した動物を治療する手段にはなりません。特にフライドポテトは塩分や脂質が多く、犬に大量に与えるのは不向きです。ペットが突然食事を拒む、衰弱が続く、動けなくなるといった症状が見られた場合は、できるだけ早く獣医師の診察を受け、食事やケアについて指示を仰ぐことが大切です。
投稿者にとって、この出来事で最も大切だったのは、ポテトを食べた愛犬がどれほど元気になったかではなく、残り数日だと思っていた時間が、結果的に2年間へと延びたことなのかもしれません。愛犬が家族のために残してくれた、かけがえのない時間。その思い出は、旅立った今も優しい記憶として家族の心に残り続けています。
via: X@イキりグロ太郎