(画像:ワーナー・ブラザース)
DCエクステンデッド・ユニバースを知るファンなら、ジョー・マンガニエロ演じるデスストロークが、将来の重要ヴィランとして大きく展開される予定だったことはご存じだろう。『ジャスティス・リーグ』のエンドクレジット後にカメオ出演した彼は、その後、『ザ・レイド』シリーズのギャレス・エヴァンス監督が構想した単独映画で主役を張り、さらにベン・アフレックが監督・主演を務める予定だった『ザ・バットマン』でもメインヴィランを演じるはずだった。しかし、ワーナー・ブラザース社内の権力争いと度重なる体制変更により、すべての計画が白紙となった。
これまで、マンガニエロが『ザ・バットマン』とデスストロークの単独映画で再登場する予定だったことは知られていたものの、ほかにどのDC映画への出演が検討されていたのかは明らかになっていなかった。ところが今回、自身の回想録『Bloodlines』のプロモーションでポッドキャスト番組『The Rich Roll Podcast』に出演したマンガニエロが、デスストロークの登場候補に挙がっていたさらなる作品を明かした。
マンガニエロはこう振り返る。「その後どうなったかは、みんな知っているよね。『ザ・バットマン』の企画は中止になり、僕にチャンスが巡ってくることは二度となかった。正確に言えば、『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』の追加撮影で、せいぜい2分ほど出番が増えただけだ。その後の6年間、別の出演計画が次々と持ち上がった。エージェントには何度も電話がかかってきて、こう言われたんだ。『君の出演シーンを用意したいそうだ。この映画に出ることになる』『『アクアマン/失われた王国』でヴィランを演じる』『この監督と『スーサイド・スクワッド2』を撮る。いや、やっぱり別の監督だ』『いや、実際にはウィル・スミス(デッドショット役)と戦うことになる』『いや、今度は単独映画だ』ってね。僕は幸運だったのか、それとも不運だったのか?」

(画像:ワーナー・ブラザース)
マンガニエロはさらに続けた。「あの役を手にできたのは幸運だった。でも当時の僕は、自分を不運だと思っていた。せっかく役を得たのに、映画そのものが中止になり、すべてが消えてしまったからだ。それで『どこまでツイていないんだ? 呪われているような気分だ』と思った。この役を勝ち取り、希望を与えられたのに、それが目の前で消えていった。その後に持ち上がった出演作も、ことごとく白紙になった。でも今振り返れば、あの役を得られたことは本当に幸運だったと思う」
最後にマンガニエロは、「あの役のヘルメットは、今でも僕のオフィスに飾ってある。僕の人生で最も偉大な功績だ」と締めくくった。