
Marvel Comicsは先日、ニューヨーク・コミコンで『ヴェノム』の新コミックシリーズに登場する、なんとも奇妙な展開を発表した。「ブラック・ウィドウ」ことエレーナ・ベロワが、ヴェノムのシンビオートと恋愛関係になるという。さらに宿主のエディ・ブロックまで巻き込まれ、この特殊な関係の全貌は今後のコミックで明かされることになる。
この情報を明かしたのは、『ヴェノム』のライターを務めるチャールズ・ソウル。イベントのパネルで、新シリーズにはより多くの恋愛要素を盛り込み、ヴェノムの共生という性質を通して特殊な愛の形を描きたいと語った。ただし現時点の説明では、恋愛関係は主にエレーナとヴェノムの間に生まれる模様。エディももう一人の恋人となるのか、それとも肉体を共有しているせいで否応なく巻き込まれるだけなのかは、まだ明らかになっていない。


2027年1月に米国で発売予定の『ヴェノム』#4では、この関係が始まった経緯が明かされる。同号のタイトルは「Love Lies Bleeding」。任務中のトラブルをきっかけに、エレーナとヴェノムが接点を持つことが示唆されているが、3者がどのような関係を築くのかは今後の展開を待つしかない。
この設定は、エディとヴェノムが再びコンビを組むタイミングとも重なる。しばらくの間、ヴェノムはエディの息子ディラン・ブロックやメリー・ジェーン・ワトソンと結合し、一方のエディはカーネイジの宿主となっていた。ようやく再び共生することになった2人だが、今度はヴェノムにすでに恋人がいるという厄介な状況に直面する。
新シリーズでは、ヴェノムがニューヨークのアルファベット・シティを占拠し、この街を「Venom City」と改名。その裏では、謎の勢力がヴェノムを狙って暗躍している。訓練を積んだスパイであるエレーナも、この争いに関わっている可能性があるものの、MARVELは具体的な展開をまだ発表していない。
この情報が明らかになると、ファンの反応は真っ二つに。シンビオートと人間の恋愛をどう描くのか期待する声が上がる一方で、設定が混乱しすぎているのではないかと心配する声も出ている。


『ヴェノム』#1は米国で2026年10月14日に発売。奇妙な関係の全貌は、2027年1月発売予定の#4でさらに掘り下げられる。
『VENOM』#4
コミックライター:Charles Soule
コミックアーティスト:Tommaso Bianchi
カバーアーティスト:Davide Paratore
発売時期:2027年1月
via: Bleedingcool