(画像提供:スカイダンス)
長い時を経て再始動した実写映画『ストリートファイター/ザ・ムービー』が、日本では10月16日(金)に劇場公開される。ひと足早く試写を鑑賞した海外メディアや映画評論家は、SNSで第一印象を続々と投稿。おおむね予想通り、大げさでコミカルな作風や、キャラクターの必殺技をゲームに忠実に再現した点が好評を集めている。一方で、物語にまとまりがなく焦点もぼやけている、笑わせようとしているが大して笑えない、といった厳しい声も上がった。
「『ストリートファイター/ザ・ムービー』には良い部分もある。2Dアニメのシーンは美しいし、いくつかのバトルも楽しめた。でも、最終的には平凡な作品に落ち着いてしまった。キャスト全員、ひどいセリフをどうにか演じ切ろうと頑張っているし、見た目は最高にクール。けれど、本当に笑えるギャグはほとんどなく、映画を半分しか撮っていないように感じる。デヴィッド・ダストマルチャンとエリック・アンドレが一番笑わせてくれた。二人とも振り切っている! コーディ・ローデスも面白かったけど、彼が実際に戦うところを見たかった。小ネタとファンサービスは大量にある……でも、それだけで十分なのか?!」
「『ストリートファイター/ザ・ムービー』の大胆で冒険的な挑戦は、史上最高の格闘ゲーム実写化を生み出す可能性を秘めていた。だが、この映画は自分がどこへ向かいたいのか分かっていないように見える。その結果、大胆な試みがプラスよりもマイナスに働いてしまった。混沌とした作風に合わせるため、キャミィ、ベガ、ガイルのキャラクター像まで変えられ、誰なのか分かりにくくなっている。
第3幕に入るとテンポも少し乱れるが、物語を真剣に描こうとする姿勢は最後まで感じられる。なかでも、兄弟同然のリュウとケンの絆にしっかり焦点を当てている。本作は決して完璧ではない。それでも、アニメーションパート、見応え抜群のバトル、全力で振り切ったキャストの演技が、原作への敬意を失わない、バカバカしくも楽しい映画体験を作り上げている」
「『ストリートファイター/ザ・ムービー』を観終わったばかりだけど、めちゃくちゃ楽しかった! ゲームの魂を本当に捉えていて、ファンに向けた小ネタも満載。サウンドトラックは最高だし、2Dアニメのシーンも大きな見どころ。『ストリートファイター』ファンにとっては、とにかく楽しい映画体験になっている……」
「私はもう立派な大人の女性だけど、『ストリートファイター/ザ・ムービー』を観て、本気で全身に鳥肌が立った。キャラクターたちの格闘アクションへのリスペクトが素晴らしいし、このゲームを遊んで育った人たちに向けて100個以上の小ネタが仕込まれていて、ずっと笑顔になれた。ケン役にノア・センティネオを起用したのは完璧!」
「『ストリートファイター/ザ・ムービー』は大勝利! 90年代を追体験させてくれる作品で、映像はノスタルジーにあふれている。それだけでなく、ユーモアや刺激的なキャスティングにも徹底した懐古趣味が貫かれている。アンドリュー・小路のリュウは素晴らしいし、コーディ・ローデスは本当に笑える。ダン役のアンドリュー・シュルツもハマっている。ロマン・レインズの豪鬼も怖いほど良く、特にナレーションの場面が最高。周囲の目など一切気にしない、バカバカしくて楽しい祝祭だ」
「本当に素晴らしいアクションがない格闘映画なんて想像できる? 『ストリートファイター/ザ・ムービー』がまさにそれ。この映画は1990年代のMTV的な悪ノリをもてあそんでいるが、ユーモアと安っぽいシリアス演技の間でトーンが定まらない。想像していた以上に、ジャン=クロード・ヴァン・ダムが出演しそうな映画そのものだ」
「物議を醸す意見かもしれないが、『ストリートファイター/ザ・ムービー』を観ていると、近年リブートされた『モータルコンバット』よりも、1995年版『モータル・コンバット』の正統な後継作にふさわしいと何度も感じた。日本アニメが持つべき空気感とエネルギーを、実写作品の中で本当に捉えた数少ない大作映画の一つだ」
「『ストリートファイター/ザ・ムービー』は完璧! キタオ・サクライ監督が最初から最後まで楽しませてくれる。今年、映画館で味わえる最高に愉快な体験だ。退屈する瞬間は一切なく、死ぬほど笑えて、一発一発のパンチが心のど真ん中に突き刺さる。これは本当に出来の良いゲーム実写化であり、今年最大のサプライズだ」

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実写映画『ストリートファイター/ザ・ムービー』は、Netflixのコメディ映画『バッド・トリップ ~どっきり横断の旅~』のキタオ・サクライが監督を務め、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』のダラン・マッソンが脚本を手がけた。
キャストには、50セント(マイク・バイソン役)、オーヴィル・ペック(バルログ役)、ノア・センティネオ(ケン役)、WWEスーパースターのロマン・レインズ(豪鬼役)、カリーナ・リャン(春麗役)、デヴィッド・ダストマルチャン(ベガ役)、プロレスラーのコーディ・ローデス(ガイル役)、ジェイソン・モモア(ブランカ役)、アンドリュー・小路(リュウ役)が集結。さらにエリック・アンドレがリングアナウンサー役、マ・ドンソクが剛拳の声を担当する。舞台は1993年。疎遠になっていたリュウとケンは、謎の女性格闘家・春麗に招かれ、次回のワールドウォリアー・トーナメント(世界格闘王決定戦)へ参戦する。しかし、その大会の裏では二人を対立させ、過去の心の傷と向き合わせる恐るべき陰謀が動いていた。二人がそれを乗り越えられなければ、すべてが終わる。