ドラマ『ウォーキング・デッド』(The Walking Dead)でカール・グライムズを演じたチャンドラー・リッグス(Chandler Riggs)が、『バイオハザード7 レジデント イービル』(Resident Evil 7: Biohazard)の実写ファン短編を自主制作。主人公イーサン・ウィンターズとジャック・ベイカーがガレージで激突する名場面を再現した。
約20分の同作は、2026年10月14日にオンラインで公開。リッグスは、映画『バイオハザード:アウトブレイク・ナイト』(Resident Evil)を手がけたザック・クレッガー(Zach Cregger)監督に向け、将来的なコラボレーションを熱望している。

リッグスは『IGN』のインタビューで、短編を制作した理由について、知名度を得るためではなく、純粋なゲーム愛から生まれた企画だと説明。チームがプリプロダクションを進めていた段階で、クレッガーも『バイオハザード』映画を撮影すると知ったという。
「そのとき、『やばい、向こうより先に公開しないと』と思った。ずっと時間との勝負だったんだ。本当は1カ月くらい前に公開したかったけど、物事はなかなか計画通りには進まないからね」とリッグスは語った。
クレッガー監督作は日本で10月9日に公開。高い評価を獲得し、シリーズ最高の興行記録を打ち立てた一方、ゲームのストーリーをそのまま映画化しなかった方針には、一部プレイヤーから反発も上がった。これについてリッグスは、すべての観客を満足させる実写化は不可能だと考えている。
「レオンやジルをはじめとするキャラクターが登場する『バイオハザード』映画を撮るのは、本当に簡単なことじゃない。ゲームの中であまりにも象徴的なキャラクターだから。だからこそ、自分たちの方向性を選び、独自の物語を作ったことには心から敬意を払っているよ」

リッグスもまた、同じような実写化の難題に直面した。ゲームのイーサンは長らく顔を正面から見せないキャラクターだが、短編では実写映画としての物語を成立させるため、その素顔を映している。全編を一人称視点で撮る案も検討したというが、最終的にはゲームをプレイした人だけでなく、より幅広い観客に届けるため変更を決断した。
今後については、いつか『バイオハザード7』を長編映画化したいと明かし、クレッガーによるシリーズ新作への参加にも意欲を示した。「撮影現場にいるのが好きだし、面白い人たちと一緒に仕事をするのも好きなんだ。ほかの映画やドラマで撮影のチャンスを増やせないなら、自分で撮るよ」
「彼がこの世界で映画を作り続けたいなら、僕は大賛成だ。いいかい、電話にはいつでも出られる。遠慮なく電話してくれ!」
ただしクレッガーは以前、一部ファンから激しい批判を受けたことで、シリーズ映画には二度と関わりたくないと発言している。一方で続編のアイデアがあることも明かしており、両者のコラボレーションが実現するかは未知数だ。短編には、チャンドラー・リッグス(イーサン役)、ジェイソン・ダグラス(ジャック役)が出演している。
via: IGN