株式会社ポケモンとLINEヤフーがポケカ転売対策 カートン・空箱の出品禁止、「30th CELEBRATION」の大量出品も規制

株式会社ポケモンとLINEヤフーが、ポケモンカードゲームの転売対策でタッグを組みました。2026年10月13日から、Yahoo!オークションとYahoo!フリマでは、特定の包装状態にある商品の出品を禁止。さらに、新商品の発売直後に同一商品を大量出品する行為も規制し、転売ヤーによる買い占めや高額転売の抑制を図ります。

LINEヤフーの発表によると、新ルールではポケモンカードを「カートン」単位で出品する行為を禁止。複数のBOXを配送用の外箱に入れたまま、まとめて転売することはできなくなります。さらに、中身を抜いた空箱や空パックも出品禁止の対象です。

新商品の発売後、一定期間内に同一商品を大量出品する行為も規制されます。第1弾として「ポケモンカードゲーム 30th CELEBRATION」から適用を開始。転売ヤーが新商品を大量確保し、即座に売り抜ける“いつものムーブ”に待ったをかける狙いです。

ただし、今回の措置でポケモンカードの転売が国内で全面禁止されるわけではありません。シングルカードをはじめ、ガイドラインに違反しない商品は引き続き取引可能です。規制の中心となるのは、カートン単位の商品や空箱・空パック、特定の新商品の大量出品となります。

メルカリではこれに先駆け、9月から未開封の「30th CELEBRATION」関連商品に一時的な出品制限を実施しており、今回、Yahoo!オークションとYahoo!フリマも対策に乗り出した形です。一方、海外では同様の規制はまだ広がっておらず、eBayなどでは希望小売価格を上回る価格でカード商品が出品されるケースも珍しくありません。


近年は新旧を問わずポケモンカードの相場が高騰し、買い占めや投機目的の取引だけでなく、カードショップでの窃盗や侵入被害も相次いでいます。株式会社ポケモンと取引プラットフォームによる今回の連携が、転売ヤーの抑止や市場の需給改善につながるのか、今後の動向に注目です。