ポーランドのゲーム開発会社CD PROJEKT REDは、完全新規IP『Project Hadar』の世界観構想が完成し、開発チームがそのコンセプトをゲームへ落とし込む作業に着手したことを明らかにした。ただし、現時点ではまだプリプロダクション段階に入っておらず、実際の発売まではかなり長い時間がかかりそうだ。

CD PROJEKT RED共同CEOのミハウ・ノヴァコフスキはこのほど、ポーランド通信社の経済部門「PAP Biznes」のインタビューで、「これは我々にとって過去最大の挑戦であり、数年を費やしてきました。しかし今では、この世界とその核となる要素について、一貫した構想を築けたと言えます。チームはすでにゲームに関する作業を開始していますが、まだプリプロダクションには入っていません」と語った。
『Project Hadar』は、既存の小説やテーブルトークRPGを原作とする『ウィッチャー』や『サイバーパンク』とは異なり、CD PROJEKT REDがゼロから生み出す完全新規の世界となる。同社は2026年9月、プロジェクトのチームが30人を超え、年末までに50人規模へ拡大する計画を明かしていた。

以前公開されたエンジニアリングディレクターの求人情報でも、感情を揺さぶり、深い没入感をもたらすオープンワールド体験を目指すと説明されていた。新作でも、同スタジオが得意とする大規模RPG路線を継承することになりそうだ。
現時点で『Project Hadar』の物語やキャラクター、発売時期などは発表されていない。CD PROJEKT REDはこのほか、『ウィッチャー4』や『サイバーパンク2077』の続編『サイバーパンク2』など、複数の大型プロジェクトを並行して進めている。さらに新たな『ウィッチャー』三部作については、第1作の発売後6年以内に全3作品を完成させる方針だ。
開発リソースと発売計画がすでに過密な状況にあるなか、『Project Hadar』がいつ本格的な制作段階へ移行するのか。今後の続報が待たれる。
via: PAP Biznes