ジェームズ・マカヴォイ、ピカード艦長の前日譚ドラマを自ら企画していた!『スター・トレック』カーク役を断った過去も告白

(画像:スカイダンス・メディア、20世紀スタジオ)

スコットランド出身の俳優ジェームズ・マカヴォイ(James McAvoy)は、『X-MEN』前日譚シリーズで若き日のプロフェッサーXを演じ、長年にわたってファンから高い支持を集めてきた。その人気は、年老いたプロフェッサーXを演じたパトリック・スチュワートにも引けを取らない。どうやらマカヴォイは、スチュワートの役の若き日を演じることにすっかり夢中になったようだ。先日、ポッドキャスト番組『Happy Sad Confused』のインタビューに応じたマカヴォイは、数年前、スチュワートのもう一つの代表役である『スター・トレック』シリーズのピカード艦長、その若き日を描く前日譚ドラマを自ら企画していたことを明かした。

マカヴォイはこう振り返る。「『スター・トレック』の製作チームにストーリーを売り込んだことがあって、実現寸前までいったんだ。若き日のピカードを描く物語を丸ごと考えた。僕が俳優人生でやりたいことは、若い頃のパトリックを演じることだけだからね(笑)。若きピカードについて、すごく気に入った物語を思いついたんだ。1シーズン限定のドラマとして作るつもりだった。若いピカードがどうやってU.S.S.スターゲイザーの艦長になったのか、そして彼がその経験をずっと秘密にしてきた理由を描く物語だ。彼らに企画を持ち込んだら、とても気に入ってくれた。でも最終的には、スケジュールや体制面の問題で中止になったんだ。それでも僕は今もこの物語が大好きで、夜も眠れないほど考え続けているよ」

(画像:スカイダンス・メディア)

マカヴォイは2年前に同番組へ出演した際、2009年のリブート版『スター・トレック』への出演を打診されたものの、自ら断ったことも明かしていた。当時はどの役だったのか語らなかったが、今回、それがもう一人の伝説的な艦長、若き日のカークだったと認めた。「ロサンゼルスのフォーシーズンズ・ホテルで、J・J・エイブラムス監督と会って話したのを覚えている。彼らから、この役に興味はないか、まずオーディションを受けてみないかと聞かれたけど、僕は断った。J・Jにはこう言ったんだ。『オーディションは受けたくない。僕には合わないと分かっているから。昔のカークはクォーターバックのような男だった。でも、あなたの脚本に出てくるカークは、道を踏み外したクォーターバックに見える。そして物語は、彼がどうやって僕らの知るカークになるのかを描いている』ってね。これ以上うまい役柄の分析なんて、誰にもできないだろう(笑)」

(画像:スカイダンス・メディア)

続けてマカヴォイは、最終的にカーク役を射止めたクリス・パイン(Chris Pine)の演技を絶賛した。「でも、僕らが最終的に目にしたカークは最高だった。別に僕がJ・Jへ助言したわけじゃないよ。『J・J、俺の話を聞け』なんて言って、それで彼がクリス・パインを見つけたわけじゃない。脚本は最初から素晴らしかったんだ。こういう言い方は嫌いだけど、ハリウッドではよく『間違いなく、彼こそ必要としていたタイプの俳優だ』って言うだろ。彼はものすごくハンサムで、色気たっぷりの種馬みたいなのに、茶目っ気もある。こんなふうに言われたら、きっと本人も喜ぶと思うよ(笑)。誰だって、彼みたいに格好よくなりたいだろ。それでいてシリアスさ、威厳、揺るぎない意志を完璧なバランスで表現し、そこへ第四の壁を破るようなコミカルな芝居も織り交ぜている。さらにウィリアム・シャトナーの演技にも敬意を払っていた。あれ以上うまく演じられる人はいなかったよ」