映画版『キャッツ』は世紀の駄作に!出演者ジュディ・デンチが吐露「誰もわざとひどい演技や映画を作ったわけじゃない」

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英国の大女優ジュディ・デンチ(Judi Dench)は、その長いキャリアの中で名作ミュージカル『キャッツ』(Cats)と二度の縁があった。最初は1981年の舞台初演版で、グリザベラとジェニエニドッツの二役を演じる予定だったが、開幕の数週間前に重傷を負い、やむなく降板。二度目は2019年の映画版で、オールドデュトロノミー役として出演した時だ。今度こそ無事に演じ切ったものの、映画は観客から酷評の嵐にさらされた。特に、不気味の谷に足を踏み入れたと評された猫人間のモーションキャプチャー映像は、映画史に残る世紀の笑いものとなってしまった。

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デンチは10月22日に回想録『Is It Too Late to Make a Run For It?』を刊行する予定で、その中では映画版『キャッツ』に浴びせられた酷評についても振り返っている。「ああ、もう。まともに見るのも耐えられません。それに、アンドリュー・ロイド=ウェバーはこの映画が作られるのを、あれほど長い間待ち続けていたんです。彼が注いだ善意も才能も、すべて無駄にしてしまいました。批評家たちがこの映画を厳しくこき下ろしたとは聞いています。でも、私は完成版を見ていないので、評価することはできません。ただ言いたいのは、わざとひどい映画を作ったり、ひどい演技を見せたりしようとする人はいないということです。誰もが全力を尽くし、観客に受け入れてもらい、一緒に楽しんでもらいたいと願っています。映画であれ、舞台であれ、テレビドラマであれ、作品が完成すること自体が奇跡です。ましてや成功させるとなれば、なおさら。あまりにも多くの要素が絡んでいるからです。公開のタイミングが悪かったり、キャストの相性が合わなかったり、いくつかの要素がうまくかみ合わなかったり。物事が思い通りにいかないこともあります。それでも、ほとんどの人は善意から取り組んでいるんです。『キャッツ』の製作に悪人はいませんでした。たとえ映画が成功しなかったとしても、そこから学べることは必ずあります」