2023年公開の『ゴジラ-1.0』は、世界興行収入約1億1300万ドルを記録し、アカデミー賞視覚効果賞にも輝きました。その続編となる『ゴジラ-0.0』について、山崎貴監督が映画誌「Empire」のインタビューに登場。ジェームズ・キャメロン監督の『エイリアン2』と『ターミネーター2』から影響を受けたことを明かし、前作で築いた物語を土台に、登場人物の感情をさらに深掘りすると語っています。

「ジェームズ・キャメロンのおかげだと言わなければなりません」と語る山崎監督。キャメロン監督は前作から新たな切り口を見つけ、さらに深く掘り下げることに長けているといい、「続編では少し異なる角度から描きつつも、1作目で築かれた土台にしっかり根差しています。彼の続編が、なぜ多くの面で前作を超えられるのか、ずっと興味を持っていました」と説明しました。
『ゴジラ-0.0』では、怪獣がもたらす災害のスケールを拡大するだけでなく、物語の中心を敷島浩一個人から、大石典子や明子と築いた“家族”へと移していくとのこと。
前作では、戦争への罪悪感を抱える敷島がゴジラとの戦いを通じ、典子や明子との絆を育んでいく姿が描かれました。続編では、この家族が新たな危機にどう立ち向かうのかを、さらに掘り下げていきます。

「敷島個人から家族全体へと焦点を移すことが、『ゴジラ-0.0』で選んだ新たな方向性です」と山崎監督。敷島一家の再生は、戦後復興を進める国の姿とも重なるとし、「『ゴジラ-0.0』では、国も敷島一家も少しずつ状況が良くなり、ある意味で“ゼロ”へ近づいています。ところが新たな脅威が現れ、ようやく手にしたすべてを奪おうとするのです」と語りました。
続編でも前作に引き続き、戦後社会の姿が描かれます。家族の日常や関係性の変化を通じて、復興へと歩み始めた国の姿を映し出す物語になりそうです。
『ゴジラ-0.0』は、2026年11月3日に全国公開予定。北米では同年11月6日から公開されます。
via: Empire