もう一体の“砂漠の主”がいつになるかは分かりませんが…
このシリーズが、あのモンスターまで続いてくれることを祈るばかりです。
S.H.MonsterArtsで『モンスターハンター』シリーズが展開されると聞いた時は、本当に驚きました。
ついにバンダイもS.H.MonsterArtsがゴジラだけのシリーズではないことを思い出してくれたんですね(ガメラやエイリアンには黙祷を…)。
第1弾のナルガクルガは個人的にそこまでではなかったのでスルーしましたが、
第2弾のリオレウスは、なんといっても初代のパッケージを飾った看板モンスター。
これは一体手元に置いておきたいと思い、購入しました。
実は先週届いていたのですが、ようやく時間ができたので本日開封していきます。
まずはパッケージから。
今回のボックスアートは個人的にかなり好みです。
ブリスターは2層構造。
リオレウス本体、専用台座、交換用の翼パーツがセットになっています。
いよいよリオレウス本体の登場です。
造形は、シリーズディレクターである藤岡要氏による完全監修。
ゲーム『モンスターハンター:ワールド』におけるリオレウスの姿が完璧に再現されています。
頭部。
リオレウス特有の獰猛な表情が見事に捉えられています。
ちなみに、
口の開閉ギミックは、下顎の肉付きに少し干渉するので、動かす際には調整が必要です。
ボディの塗装。
S.H.MonsterArtsシリーズの中でも良好な仕上がりです。
甲殻のグラデーションや、鱗の硬質な質感がよく表現されています。
ハンターなら誰もがお世話になる尻尾。
ゲーム中では毎回切断したくなりますね。
腹部は比較的シンプルな仕上がりですが、特に不満点はありません。
翼部分。
関節が少し緩めで、意図せず開いたり回転してしまったりすることがあります。
まるでバルファルクの翼みたいですね…。
足の指。
今回はここが破損報告の多い箇所のようです。
幸い私の個体は無事でした(他の箇所はやられましたが…)。
個人的には、足の指は“非可動”と割り切って触らないことをお勧めします。
問題ない個体でも、動かしているうちに悲劇が起こるかもしれません。
可動範囲はまずまずで、ゲーム中の多くのポーズを再現可能です。
ただし、関節にはいくつか気になる点があります。
関節が細いうえに、バンダイ伝統(?)の品質管理も相まって、
非常に破損しやすいようです。
私は指の破損には遭遇しませんでしたが、
代わりに翼の関節が折れてしまいました。
幸い交換パーツがあったので、大事には至りませんでしたが……。

付属品についても触れておきましょう。
火球エフェクトは付属しませんが、口元から炎が漏れる様子のエフェクトパーツが同梱されています。
無いよりはマシ、といったところでしょうか。ゴジラに使ってみても面白いかもしれません。
唯一の欠点は、非常に小さく紛失しやすいことです。
専用台座。
個人的にはスタンドを使ったディスプレイはあまり好きではないのですが、今回のリオレウスの接地性の悪さは擁護できません。
オドガロンのように無様に転がってしまうのを避けるためにも、素直に台座を使いましょう。
台座は関節の隙間に直接差し込む方式です。
さらに翼を支えるための補助アームを2本使ってディスプレイしますが、
バランスを取るのが少し難しいです。
もちろん、股下を直接支える一般的な方法も可能です。
ただ、この方法だとリオレウスらしい空中での尻尾攻撃ポーズなどは再現しにくくなります。
個人的には後者の方法が好みです。
とにかく、破損しやすい足指を接地させないことが重要ですから。
交換用の翼パーツを使えば、翼を大きく広げた飛行状態を再現できます。
しかし、重量が増してさらにバランスが取りにくくなる上、パーツ交換時に脆い関節を破損するリスクも高まります。
個人的には、あまり翼の交換はおすすめしません。
デフォルトの翼のままでも十分楽しめると思います。
総評です。
造形は本当に素晴らしいのですが、関節周りの問題点を考えると、
手放しでおすすめできるアイテムとは言えません。
どうしても可動するリオレウスのフィギュアが欲しい、という方であれば検討の価値はあるでしょう。
可動にこだわらないのであれば、カプコンフィギュアビルダー(CFB)シリーズの方が満足度は高いかもしれません。
それでも購入するという方は、
様々な破損トラブルに対処する覚悟をしておいた方が良さそうです……。