初めての水の情景製作に使用したのは、スチレンボード、紙粘土、木工用ボンド、アルミホイル、脱脂綿、エポキシ樹脂、アクリル絵の具用メディウム(増粘剤)、水表現用ジェルといった材料です。
初めての挑戦だったため、多くの工程で失敗と資料調査、そして再挑戦の繰り返しでした。特に水しぶきの表現は難しく、船体には数枚しか使用しませんでしたが、それらを成功させるまでに、およそ百枚もの水しぶきパーツを失敗しました。
波頭の泡表現には脱脂綿を貼り付けていくのですが、これがもう、ひっくり返りそうになるほど大変でした。接着したい部分にはなかなか付かず、余計なところ、特に指にはベッタリとくっついて離れないんです。
艦船のウェザリングは控えめにしました。波しぶきや大量の水痕で覆われるため、適度な表現に留めています。
ベースの側面をあえて未加工にしたのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のような、大海原の端をイメージしたかったからです。
今回使用した主な材料は、画材店で購入しました。初めて訪れてみて驚いたのですが、模型製作には模型専用品だけが良いわけではないんですね。画材店には、より優れた塗料や素材、工具がたくさんあります。モデラーの皆さんには、ぜひ一度画材店を訪れてみることを心からお勧めします。