プラモデルファンなら一度は夢見る、日常の風景が模型になった世界。日本の模型商品の一大産地として知られる静岡県が、その模型の聖地としてのイメージにふさわしく、郵便ポストや観光案内板といった公共物を、まるでプラモデルのランナー状態のようなデザインに一新。街全体が模型の世界になったかのような、遊び心あふれる光景が広がっています。

日本の静岡県と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?アニメファンであれば、清水市に住む可愛らしい女の子『ちびまる子ちゃん』を思い浮かべるかもしれません。しかし、模型ファンにとって静岡はまさに聖地。バンダイ、タミヤ、アオシマ文化教材社、ハセガワといった数々の有名模型メーカーが拠点を構え、その模型生産量は国内全体の8割を占めると言われています。
▼静岡に拠点を置く有名模型メーカー、バンダイの「バンダイホビーセンター」。

静岡市は3月12日、市内3箇所に「プラモデルデザインの記念モニュメント」を設置し、3月19日より正式運用を開始すると発表しました。「プラモニュメント」と名付けられたこれらのモニュメントは、プラモデルの「プラモ」と「モニュメント」を組み合わせた造語。プラモデルの未組立状態であるランナーをイメージしてデザインされており、国内外の観光客が記念撮影を楽しめる、静岡市の最高のイメージプロモーションとなるでしょう。


設置場所は、日本最大級の模型展示会『静岡ホビーショー』が開催される静岡市駿河区の『ツインメッセ静岡』、そしてJR静岡駅南口の2箇所。これらのプラモニュメントの看板には「模型の世界首都」の文字が刻まれています。駅前の模型箱のデザインは、著名なイラストレーター島村英二氏によるものです。また、静岡市役所本館前には、日本郵便とのコラボレーションによる「未組立状態」の郵便ポストが設置されており、こちらは実際に手紙を投函できるとのことです!
静岡市長の田辺信宏氏は、今後さらに多くの民間企業と連携し、商品や企業イメージを表現する模型風モニュメントを設置することで、企業知名度の向上と観光客誘致というウィンウィンな関係を築いていきたいと語っています。



via: 朝日新聞