あの「死」も再現可能!『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』よりアクションフィギュア「figma 隻狼 DXエディション」を徹底レビュー!

今回は、マックスファクトリーが展開する人気アクションフィギュアシリーズ「figma」より、フロム・ソフトウェアのアクションアドベンチャーゲーム『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の主人公、「隻狼」のDXエディションをご紹介します。

製品レビューにあたり、今回は比較対象としてPS4コレクターズエディションに付属していたスタチューと、同じく宮崎英高氏が手掛けたゲーム『Bloodborne』の「figma 狩人」も並べて比較してみたいと思います。

まずはパッケージから。外箱は布地を模したような特殊な加工が施されており、非常に高級感のある仕上がりです。以前購入した「figma 狩人」のパッケージがどのような仕様だったか忘れてしまいましたが、本作へのこだわりが感じられます。

こちらはDXエディションならではのディテールでしょうか、パッケージ側面にはゲーム内でお馴染みの「鬼仏」のアイコンがプリントされています。通常版にもこの意匠があるのか気になるところです。

さらに、箱の底面にも『SEKIRO』のロゴが印刷されており、細部まで作り込まれていることがわかります。

それでは本体を見ていきましょう。可動性能に関しては、さすがfigmaといったところで、ゲーム中の様々なアクションをストレスなく再現できる、非常に高いクオリティを維持しています。

しかし……正直に申し上げて、顔の造形には少々疑問が残ります。公式の製品サンプル画像と比較すると、かなり印象が異なると感じました。

figmaシリーズでは、リアルな表情を再現するために「3D彩色技術」が採用されていると聞いていますが、この製品に関しては、その効果が十分に発揮されているとは言い難いかもしれません。

こちらは比較用のPS4コレクターズエディション付属のスタチューです。もともとゲームの特典フィギュアに、そこまで精巧な造形は期待していませんでした。

しかし、並べてみると、特典フィギュアの方がまだ「狼」らしい顔立ちをしているように見えます。高価格帯のアクションフィギュアであるfigmaでこのクオリティは少し残念です。この仕上がりを見ると、予約を見送った同社の『DEATH STRANDING』のサムは、スタチュー製品を探した方が賢明かもしれません。

どちらの顔も一長一短といったところですが、並べてみるとfigmaの方が一回り小さいサイズ感です。

とはいえ、フィギュア全体の質感や素材感はfigmaに軍配が上がります。一方で、サイズが大きい分、コレクターズエディションのスタチューの方が、例えば「忍義手」などの一部のディテールは細かく作り込まれています。

「不死斬」の鞘も同様に、コレクターズエディション版の方がより緻密なディテールとなっています。

以前に購入した「figma 狩人」(『Bloodborne』)と比較してみると、顔以外の部分では同等のクオリティを保っていることがわかります。

狩人の場合、デザイン的に顔の大部分が隠れていたため、造形の甘さが気になることはありませんでした。衣装の布の質感や、金属部分のウェザリング(汚し塗装)表現などは、どちらも非常に満足のいく仕上がりです。

続いて、豊富な付属品を見ていきましょう。交換用手首パーツは、右手首が1つ多く、合計で9種類が付属します。

追加の右手首は、忍殺シーンを彷彿とさせる特殊な形状のものです。

次に、DXエディションの目玉の一つである「鬼仏」です。炎のエフェクトパーツは2つに分割できます。

分割した炎パーツを鬼仏の手に取り付けることで、ゲーム中の姿を再現できます。パーツには前後があるので、取り付ける向きにご注意ください。

ゲーム中ではプレイヤーの心を癒してくれる存在ですが、こうして立体物として見ると……

その表情はなかなかに鬼気迫るものがあります。

通常版に付属する武器は「楔丸」と「不死斬」の2振りです。

どちらの刀もディテールは非常にシャープ。不死斬の刀身に宿る不気味な「血気」や、刃こぼれした刀身の質感も見事に表現されています。

特に楔丸の「鍔(つば)」の造形は圧巻の一言。驚くほど精巧に作り込まれています。

ここからはDXエディション限定の付属品です。鬼仏に加えて、「仕込み傘」「仕込み槍」「仕込み斧」といった義手忍具、そして「死」のエフェクトシートが追加されています。

背中の鞘に刀を納めた状態を再現するため、柄だけのパーツが付属します。これにより、不死斬を背負いながら手には楔丸を構える、あるいはその逆の組み合わせが可能です。また、斧や槍を装備した際にも、背中に刀を装備した状態を維持できます。なお、背中や腰の鞘は取り外し不可のようです。

不死斬の刀身は、光を当てると美しく反射します。

公式サンプル画像で紹介されていたような、躍動感あふれるポージングも思いのまま。仕込み槍を構えて跳躍する姿は迫力満点です!

義手忍具「仕込み傘」を展開した防御姿勢もこの通り。金属の質感もリアルに再現されています。

傘の内側には、専用の持ち手パーツを取り付けて保持します。

鉤縄を射出する、狼ならではのアクロバティックなアクションも再現可能です。

鉤縄の取り付けは、まず手首パーツを外し、ワイヤーのリング部分を腕部に通してから、専用の持ち手パーツを接続する方式です。

敵の木盾を豪快に破壊する義手忍具「仕込み斧」。

そして、本作を象徴する「死」のエフェクトシートです!

本来、このエフェクトシート(素材はプラスチック製)を自立させるための専用スタンドが付属するのですが、撮影時には見当たらず……。

最後に総評です。もしフィギュアの顔の造形を最優先されるのであれば、この製品は購入を慎重に検討された方が良いかもしれません。

一度ポーズを決めて飾ってしまうと、その後はあまり動かさないという方にとっては、可動フィギュアのプレイバリューは少し持て余してしまう可能性もあります。しかし、『Bloodborne』と『SEKIRO』という作品への愛着から、私自身は納得して購入しました。豊富な付属品を使って様々なシチュエーションを再現し、ガシガシと動かして遊びたいという方にとっては、間違いなく満足度の高いアイテムと言えるでしょう。

顔の造形に目をつぶれば、全体の完成度は非常に高く、魅力的なフィギュアであることは間違いありません。

より詳細なレビューを収めた開封動画もご用意しましたので、ぜひご覧ください。



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