日本のGSIクレオスが展開する模型ツールブランド「Mr.HOBBY」から、ガンダムマーカーシリーズの最新商品「XGM100 ガンダムマーカーEX ガンダムメッキシルバー」(参考価格 660円)が先週ついに発売されました。模型初心者でも簡単に美しいメッキ鏡面質感を再現できると謳われており、発売から1週間で早くも好評を博しています。


Mr.HOBBYがメッキシルバー効果のガンダムマーカーを発売するのは今回が初めてではありません。本商品の前身は2004年に発売された「GM100 ガンダムメッキシルバー」で、当時から優れたメッキ効果を発揮していました。しかし、2009年に原材料メーカーが生産を停止したため、GSIクレオスは生産終了を決定。そして2021年、新たな材料を用いて新バージョン「XGM100 ガンダムメッキシルバー」として復活を遂げました。

「XGM100 ガンダムメッキシルバー」は、アルコール系溶剤にアルミ金属粒子を含んだ塗料で、平芯タイプを採用しています。強い匂いがなく、筆ムラになりにくいのが特徴で、良好な発色と隠蔽力を持ち、表面が滑らかなほど優れた鏡面効果を発揮します。未処理のプラスチックパーツ表面などにも非常に適しており、塗料が完全に乾燥すれば、輝く鏡面メッキ質感を楽しむことができます。さらに効果を高めたい場合や、大面積のパーツに塗装する際は、別売りのガンダムマーカーエアブラシシステムと組み合わせることで、金属粒子をより均一にパーツ表面に定着させることが可能です。


しかし、「XGM100 ガンダムメッキシルバー」にもいくつかの注意点があります。
一つ目は、容量が少ないにもかかわらず660円という価格です。コンプレッサーやエアブラシといった高価なツールを購入せずに使用できる利点はありますが、もし塗装の全工程を「XGM100 ガンダムメッキシルバー」で行うとなると、消費量と費用はかなりのものになります。そのため、軽度な使用を想定しているモデラーに適しているでしょう。
二つ目は、塗膜が弱く、クリアーコートが難しい点です。アルコール系溶剤を採用しているため、塗膜強度はラッカー系やエナメル系の模型塗料に劣り、乾燥時間も長めです。GSIクレオスは発売前にテストを行っており、XGM100の塗膜の上に自社製の光沢クリアー(水性、ラッカー系)を複数使用したところ、いずれも金属粒子を乱して鏡面効果が失われる結果となりました。


三つ目は、上記の塗膜の弱さに関連しますが、マスキングテープを貼って剥がす際に、塗膜が剥がれてしまう可能性がある点です。

現在、インターネット上では多くのモデラーが使用レビューを投稿しており、全体的には非常に優れた商品と評価されています。小サイズの模型や未処理のパーツ表面へのメッキ塗装、部分的な補修などには非常に便利ですので、興味のある方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
XGM100 ガンダムマーカーEX ガンダムメッキシルバー
参考価格:660円(税込)
発売日:2021/04/09
via: Mr.HOBBY