『刀剣乱舞-ONLINE-』は、日本の名だたる名刀を擬人化した「刀剣男士」を収集・育成する人気ゲームです。
プレイヤーは「審神者(さにわ)」として刀剣男士たちを率い、歴史改変を目論む「時間遡行軍」との戦いに身を投じます。
その魅力は、なんといっても容姿端麗な刀剣男士たちにあります。
中でも「三日月宗近」(通称:おじいちゃん)は、サービス開始当初から絶大な人気を誇るキャラクターです。
端正な顔立ち、引き締まった身体、そして華麗な衣装をまとったキャラクターが数多く登場する中でも、
この三日月宗近の、力強さと妖艶さが同居した存在感は格別です。
男性である私から見ても、「こんなに格好良いキャラクターがいるのか!」と感嘆してしまうほどです。
原型師は、さと氏(Twitterはこちら)。
仮組みの状態でも、三日月宗近の圧倒的な魅力が伝わってきます。
パーツ数は決して少なくなく、
特に衣装の組み立ては複雑な工程となります。
ここでは、その制作過程を記録としてご紹介します。
























眼球は、より立体的になるように少し手を加えています。
顔の塗装工程は記録していませんが、
基本的には原作イラストを参考に、
自身のタッチを加えつつも、細部のディテールを忠実に再現することを心がけました。
さて、ここからが衣装製作のハイライト、
無限に続く卍文様です!
当初はマスキングで対応しようと考えましたが、
作業途中で、これを短時間で終えるのは困難だと気づきました。
長時間になると先に貼ったマスキングテープが浮いてきてしまう恐れがあり、
このびっしりと並んだ模様をすべて完璧に密着させるのは至難の業です。
そこで、貼りかけたマスキングテープをすべて剥がし、
筆塗りで仕上げることにしました。


ひとまず一片を塗り終えたときは達成感があり、
早速仮組みして効果を確認してみました。
しかし、どうにも違和感が拭えません……。
この一片を描いた後、より効率的な描き方を見つけたのですが(後述します)、
その方法に気づいたことで、
違和感の正体が判明しました。
それは、卍文様が「四角四面すぎる」ことでした。

このように修正することで、衣装の流れるようなドレープ感とより一層マッチします。

では、その新しい方法とは具体的にどうするのか?
まず、このように格子状のガイドラインを引きます。
そして、不要な線を消していくのです。
もちろん、
この方法では線が途切れたり、
色の濃淡にムラが出たりします。
これらは後から修正が必要な部分ですが、
この手法を用いることで、衣装の起伏に合わせた自然な文様を描くことが可能になります。

こうして全ての衣装パーツを描き終えた後も、
線と衣装が「一体化」するまで修正を続けます。
そうしないと、ただ線を引いただけの「線は線、服は服」というバラバラな印象になってしまうからです。

続いて、細部の仕上げに入ります。
衣装にあしらわれた金色の三日月紋や、
腰帯の模様などを丁寧に塗り分けます。


それでは、完成写真をご覧ください。
全国の三日月宗近ファンの皆様に、この作品を気に入っていただければ幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!