【開封レビュー】酒井ゆうじ氏原型による圧倒的迫力!一番くじ A賞「SOFVICS GODZILLA ゴジラ2021」

怪獣王、覚醒――。

2021年、映画『ゴジラvsコング』が堂々公開されました。
それに合わせて、BANDAI SPIRITSからは一番くじ『ゴジラvsコング』が登場!
今回のA賞「SOFVICS GODZILLA ゴジラ2021」は、海外でも予約が可能となっていました。
しかし、ラストワン賞のバーニングカラーver.を手に入れるには、やはり財力か運で勝負するしかありません。

本来、海外版は一番くじの発売から1ヶ月遅れる予定でしたが、コロナ禍の影響で一番くじが延期に。海外版は予定通り発売されたため、結果的にほぼ同時期の入手となりました。


それでは早速、開封していきましょう!

まずはパッケージから。
これまでの白地に黒文字のデザインとは異なり、より色彩豊かなデザインになっています。


背面には商品のイメージカットがプリントされています。


天面でのみその存在感を示すコング。

箱を開けると、ブリスターに収められた本日の主役がお目見えです。


怪獣王、登場!


全体のプロポーションは劇中のイメージを忠実に再現しており、非常に迫力があります。
もちろん、X-PLUSなどのハイディテールなスタチューと比較すると細部の作り込みでは一歩譲りますが、それを補って余りある、圧倒的に優れた造形力が見る者を魅了します。
ゴジラの皮フの質感や筋肉の躍動感が、酒井ゆうじ氏の造形によって生き生きと表現されています。
まさに「ゴジラ造形の神」の異名は伊達ではありません。


照明を落として撮影を続行。
暗闇が一層その迫力を引き立てます。


特徴的な背びれ。
レジェンダリー版ゴジラ(2019年以降のデザイン)の背びれは、初代ゴジラを参考にデザインされており、ここにもクラシックへのリスペクトが感じられます。


頭部のアップ。
やはり、お約束の「歯磨き粉」状態(歯の塗装が甘いこと)は避けられなかったようです……。
気になる方は少しリタッチしてあげると良いかもしれません。


重厚感のある足の造形。
ここで豆知識を一つ。レジェンダリー版ゴジラの足は、実は「趾行性(しこうせい)」(つま先立ち)に近い形をしています。
多くの方がイメージするような、人間や爬虫類、熊のような「蹠行性(しょこうせい)」(足の裏全体を地面につける歩き方)ではないのです。
ちなみに象もこれに近い歩き方をします。レジェンダリー版ゴジラの足の造形は、おそらく象を参考にしているのでしょう。
他に趾行性のゴジラとしては、獣脚類の恐竜を参考にした2016年の『シン・ゴジラ』や2021年の『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』に登場するゴジラウルティマが挙げられます。
逆に、2017年のアニメーション映画『GODZILLA』(通称アニゴジ)に登場するゴジラ・アースは、CGゴジラの中では唯一の蹠行性で、力士を参考に人間のような足の形をしています。



分厚い大胸筋。
そして、このたまらなくカッコいい爪の造形もたまりません。


同じく酒井ゆうじ氏が原型を手掛けたS.H.MonsterArtsと比較してみましょう。
可動を優先するため(そしておそらくコストを抑えるため)、S.H.MonsterArtsではディテールが一部オミットされており、非常に惜しい点です。


総評として、これはまさに「庶民の神器」と呼べる逸品です。
もちろん、転売ヤーによる価格高騰がなければ、ですが。


【まとめ】
一番くじの景品ということもあり、パーティングラインや前述の歯の塗装など、いくつか気になる点はあります。金型の精度も高価格帯のスタチューには及びません。
しかし、それらの些細な欠点を吹き飛ばすほど、酒井ゆうじ氏による原型そのものの出来が素晴らしいのです。
素材はソフビ製で、比較的頑丈なのも嬉しいポイント。乱暴に扱わなければ、そうそう壊れることはないでしょう。
コストパフォーマンスで言えば、現在手に入る非可動のレジェンダリー版ゴジラのフィギュアの中では最高峰だと感じます。
レジェンダリー版ゴジラがお好きな方なら、ぜひ一体手に入れていただきたいアイテムです。

(よりディテールにこだわる方は、今後リリースされるかもしれない酒井ゆうじ氏の30cmシリーズに期待しましょう)
(もちろん、私としては「全部買う」ことを強く推奨します!)

最後は、一番くじのゴジラ2体で締めたいと思います。
次はぜひ『ゴジラ S.P』のゴジラウルティマもラインナップしてほしいですね……!

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