Figure-rise Mechanics ドラえもん 内部構造が主役!徹底解説

プラモデルでありながら、その外観は元の設定通りのプロポーションを完全に再現しており、口元の微笑みまで完璧に表現されています。ただし、一部に改修点があり、初期販売版では舌と口が一体成型でしたが、後の販売版では舌が単一パーツとなり、完全な色分けが実現されています。

また、クリアパーツも付属します。クリアパーツはある程度研磨すればクリア塗装で高い透明度を出すことも可能ですが、光が反射してしまいます。そこで今回は、研磨、ポリッシュ、ワックスがけを採用。400番から10000番まで丁寧に磨き上げ、さらにコンパウンド(粗目、細目、極細)で仕上げ、ストッキングで残ったコンパウンドを拭き取ってからワックスをかけました。これにより、高い透明度を保ちつつ、テカリによる反射も抑えられています。

本キットの最大の見どころは、やはり内部構造です。お子様でも組み立てられるよう、パーツ構成は複雑すぎませんが、今回は全パーツを細かく塗り分け、内部構造の精緻さをさらに引き上げました。その解説の前に、まずは簡単な原作設定に触れておきましょう。

ドラえもんは、のび太から離れる時間を心配し、彼が取り返しのつかない過ちを犯すことを恐れるあまり、未来へ戻って自身のメンテナンスを行う機会が少ないという設定があります。たとえ戻ったとしても、基本的な点検と修理を済ませてすぐに帰ってくるのです。

この設定を基に、内部構造には、サビではなく使い込まれたようなウェザリングを施しました。特に骨格部分は最も時間を要し、各パーツに5~6種類の塗料を使用しています。

口の内部は、まず通常の赤で塗装し、その上からメタリックレッドを薄く吹き付けました。舌の苔は、粒子感で表現しています。

心臓のようなパーツには、メタリックレッド(血管)、ローズゴールド(心臓)、メタリックグリーン(エネルギー)の3色を使用し、メカニカルな人工心臓の質感を表現しています。

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