日本の古くからの伝説に語り継がれる人型悪獣。そのあまりの強大さから、時に天災の範疇に分類されることもありました。
その特徴は、巨大な体躯に加え、お馴染みの鬼金棒や虎柄のふんどしなど。

その筋力は、人間の頭蓋骨を指を鳴らすように粉砕するほど。人肉を咀嚼する際には、悲鳴のほかにはセロリを噛み砕くような音しか聞こえないと言われています。
今回の再解釈では、巨大な下顎の牙を排し、痴呆感を減らすことで、より狡猾で人間的な外見が与えられています。

一部の解剖学的概念をあえて排し、浮世絵のような筋肉表現を取り入れることで、強いトップライトの下では水墨画のような趣も感じさせます。

