DX超合金 VF-31AX カイロスプラス
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本アイテムが発表された当初は、正直なところVF-31Jの再販ではないかと疑っていました。というのも、VF-31AXの発売前にはVF-31J用のリル・ドラケン&ミサイルポッドセットが発売されるなど、ファンの期待を煽るような展開があったからです。公式画像では違いが見受けられるものの、実物を見るまでは安心できません。しかし、実際に手に取ってみると、5年前に発売されたVF-31Jとは全くの別物! カラーリングの変更はもちろん、全体に渡って大幅な改修が加えられており、完全新規アイテムと言っても過言ではないほどの進化を遂げていました。本記事では、その魅力を徹底的にレビューしていきます。
落ち着いたカラーリングと、シャープなライン
本機は、VF-31Jと一般機であるVF-31Aの長所を融合させたデザインが特徴です。特にVF-31Aのようなデルタ翼に近い主翼形状は、前進翼だったJ型よりも戦闘機らしいリアルなスタイルで、非常にスタイリッシュな印象を与えます。従来のVF-31Jは青・白・グレーを基調としつつ、アクセントの赤がやや玩具的に見えることもありました。
対してVF-31AXでは、黒・白・青を基調としたカラーリングに変更。全体的に引き締まったクールな印象となり、以前のヒロイックな雰囲気から一変しました。
また、VF-31AXは全体のラインもより力強く、マッシブな印象へと進化しています。例えば腕部。旧版ではやや細身に感じられた部分に、新規の「腕部装甲」パーツが追加され、力強さが格段にアップしました。この小さなパーツ一つからも、開発陣のこだわりが伝わってきます。
ファイター形態の特徴
新旧モデルを比較すると、ファイター形態においては旧版に若干のアドバンテージがあるかもしれません。旧版は各パーツが非常にタイトに設計されており、手に取った際の「塊感」が素晴らしかったのです。対して新版は、カラーリングこそ洗練されたものの、パーツ間のクリアランスがやや広めに感じられ、手に持った時に少し剛性不足を感じる場面がありました。
しかし、個人的には新版の主翼デザインが非常に好みで、機体全体がよりパワフルに見える点が気に入っています。また、マーキングや塗装箇所が増えたことも、情報量を高め、機体の重厚感を演出するのに一役買っています。
ファイターからガウォークへの変形プロセスは旧版とほぼ同様のため、ここでは割愛します。
付属の専用台座は、可動範囲がやや狭いのが惜しい点です。しかし、ディスプレイした際に機体がわずかに傾く角度が絶妙で、非常に見栄えが良いのは嬉しいポイントです。
ガウォーク形態の特徴
ガウォークは、バルキリーを象徴する形態であり、個人的にも最も好きなモードです。戦闘機でもなく、完全な人型ロボットでもないこの中間形態ならではの魅力があります。脚部のみを展開し、ホバリングや急減速を行うようなポージングも思いのままです。
腕部を展開する際は、塗装の擦れに注意が必要です。旧版と比較して、新版は肩アーマーが大型化しており、腕部全体が非常にマッシブな印象になりました。華奢だった旧版とは対照的に、まるでビルドアップしたかのような力強さを感じさせます。
もう一つの大きな変更点が、腕部に内蔵されたミニガンポッドです。旧版よりも大型化され、展開時・格納時ともに迫力満点です。
バトロイド形態の特徴
完全な人型であるバトロイド形態は、可動域にいくつかの制約があるため、アクションフィギュアとして見ると少し物足りないかもしれません。しかし、複雑な三段変形を実現していることを考えれば、これは納得のいく範囲でしょう。
新旧モデルにおける最大の変更点は、間違いなく頭部です。今回のVF-31AXの頭部は旧版よりも格段にシャープな造形となり、首周りのデザインも非常に凝ったものになっています。
可動性も良好で、一般的な膝立ちポーズも難なくこなせます。今回は某ヒーローのような着地ポーズにも挑戦してみましたが、バッチリ決まり大満足です。アサルトナイフを構えたポージングも存分に楽しめます。
背面のコンテナユニットはガウォーク形態でも展開可能ですが、バトロイド形態の方がギミックを活かした遊び方ができるため、ここで詳しく解説します。
今回のコンテナユニットは非常に迫力満点です。右側には大型ビーム砲、左側には着脱可能なガンポッドを装備。このガンポッドは手に持たせるだけでなく、背面にマウントすることも可能です。長大な武装ですが、マウント時の安定性は抜群で、ポロリの心配はありません。
ガンポッドは展開ギミックも搭載しており、展開状態でも安定してマウントできます。
さらに、コンテナユニットは展開するだけでなく、アームを介して下方に移動させることも可能。「銃を背負う」ようなスタイルを再現でき、プレイバリューを大きく高めています。
ガンポッドを手に構えさせるのもまた一興です。しかし、武装がかなり重いため、マウント時とは打って変わって保持には難があります。手首の関節が重量に負けてしまうことがあり、両手で構えるのも一苦労です。
総評として、本アイテムはまさに「刷新」という言葉がふさわしい逸品です。VF-31の名を冠してはいますが、その実態は完全新規アイテムと言っても差し支えないほどの進化を遂げています。それゆえに、旧VF-31用のスーパーパーツなどが装着できないのは非常に残念な点です。これもまた、新たなパーツセットを期待させるための戦略なのでしょうか。
見た目のボリューム感という点では、今回のVF-31AXは素の状態でも、スーパーパーツを装備した旧版に匹敵するほどの迫力があります。もしこの新設計の機体に新たな強化パーツが追加されるとなれば、その魅力は計り知れないものになるでしょう。
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