しばらく『ELDEN RING』の世界で褪せ人として旅をしておりましたが、ようやくエルデの王となる悲願を達成し、現実世界に帰還。久しぶりにプラモデル製作の時間が取れました!
今回製作したのは、デジモンシリーズのプラモデルとしては4作目となる「Figure-rise Standard Amplified ベルゼブモン」です!七大魔王の一角を担うその姿は、パッケージアートの時点ですでに圧倒的なカッコよさ。一目惚れして即予約したキットです。
バンダイの驚異的な技術力により、このシリーズは素組みでも非常に高い完成度を誇ります。今回はさらに一歩進んで、全塗装によるメタリック表現に挑戦。手持ちのガイアノーツ製シルバー塗料が少なくなってきたタイミングで、重ね塗りにも適した非常に扱いやすいシルバー塗料「Premium ミラークローム」を発見しました。さらに、金属のような光沢が得られると噂のワニスも導入してみます。
こうした鏡面塗料やワニスを模型製作で使うのは今回が初めて。特にワニスの希釈比率の調整には少し手こずりましたが、試行錯誤の末に自分に合ったベストな比率を見つけ出し、なんとか使いこなすことができました。
それでは早速、今回の製作工程をご覧ください。もし動画でご覧になりたい方は、先にこちらの映像をチェックしてみてください。
▼【動画版】4K高画質(Premium ミラークロームとワニスの使用感レビューも収録)
▼今回ご紹介するのがこちらのキット。パッケージアートからして、七大魔王の名に恥じない威圧感とカッコよさです。
▼こちらが今回の塗装のキーアイテムの一つ。大きな瓶がワニスです。
▼そして小さな瓶が「Premium ミラークローム」。この塗料はあらかじめ希釈済みなので、購入後すぐにエアブラシで噴き付けられるのが嬉しいポイントです。
▼今回使用する主な塗料がこちら。先述の新しい塗料に加え、ガイアノーツ製のメタリックカラーやクリアーカラーも使用します。今回の塗装工程はいつもと少し異なり、黒サーフェイサーの上に直接ワニスをコートし、その上からミラークロームを噴くという手法に挑戦します。そう、黒サフの上に他の色を重ねず、ワニス→ミラークロームで仕上げていくのです!
▼パーツをまとめて下地処理。部位ごとにグレーとブラックのサーフェイサーを噴き分け、塗装に備えます。
▼下の写真は、黒サーフェイサーを噴いた上からワニスをコートした状態のパーツです。
▼黒サーフェイサーは本来マットな質感ですが、ワニスを重ねることで、このように見事な光沢面に変化します。注意点として、ワニスはラッカー系塗料ほど乾燥が速くありません。天気が良ければすぐに乾きますが、湿度の高い日などは完全乾燥まで少し時間を見る必要があります。原液はかなり粘度が高いため、そのままエアブラシで噴くのは難しいと感じました。今回はラッカー系溶剤で希釈しましたが、最適な比率を見つけるまで試行錯誤を重ねました。
▼こちらは比較写真です。右が黒サーフェイサーのみの状態、左がその上からワニスをコートした状態。表面の光沢の違いは一目瞭然です。
▼ワニスが完全に乾燥したら、いよいよミラークロームを噴いていきます。下の写真は噴き付けが完了した状態です。
▼見てください、この輝き!ピッカピカです!
▼このような鏡面塗料は初めて使いましたが、驚くほど簡単に扱うことができました。さらに驚いたのはその燃費の良さ。全パーツを塗装しても、使用した塗料は2mlにも満たないほどでした。コツを掴めば非常に経済的です。塗装は口径の大きいエアブラシで行いましたが、乾燥後の塗膜は非常に強固で、指や布で擦っても剥がれることはありませんでした。
▼黒いパーツはガイアカラーの「EX-02 EX-ブラック」を使用。白いマフラーは、光沢クリアーにパール粉を混ぜて塗装しました。シルバーは2種類を使い分け、一つはガイアカラーの「1002 ダークステンレスシルバー」、もう一つが今回のミラークロームです。
▼ガイアカラーの「1002 ダークステンレスシルバー」は個人的に非常にお気に入りの塗料なのですが、残念ながら現在は入手困難ですね。金色のパーツは、同じくガイアカラーの「010 ブライトゴールド」でシンプルに仕上げました。
▼ミラークロームで塗装したパーツを3連続でどうぞ!腕に巻かれた赤い布は、メタリックレッドの上からつや消しコートで仕上げています。
▼この写真を忘れるところでした。頭部のカラーリングはキットの指定色があまり好みではなかったので、オリジナルで変更しています。
▼この塗料の輝き、本当に最高です!
▼キット自体の組み立て難易度はそれほど高くありません。一部、塗り分けが必要な箇所もありますが、今回は横着してマスキングは省略しました(笑)。それを差し引いても、このベルゼブモンのカッコよさはまさに規格外です!
以上、今回の製作レビューでした。楽しんでいただけましたでしょうか。より詳しい塗料の使用感などは動画で解説していますので、ぜひそちらもご覧ください。このキットはパーツ分割も優秀で、素組みでも非常に高い満足感が得られる良キットです。『デジモン』ファンならぜひ手にとっていただきたい逸品ですね。次はぜひ、愛機の「ベヒーモス」もキット化してほしいところです…!
【Figure-rise Standard Amplified】七大魔王 ベルゼブモン

私のYouTubeチャンネル、ブログでも同時に公開しています。その他の作例はこちらでご覧いただけます。製作履歴はこちら。