バンダイがひっそり『MGSD』商標を登録 史上最多のパーツ数を誇る《SDガンダム》プラモデルが登場か?

日本のBANDAI SPIRITSが6月14日、新商標「MGSD MASTER GRADE SD」をひそかに出願していたことが明らかになりました。ロゴデザインは、Hobby事業部の人気ガンプラブランド「MASTER GRADE」から派生した新シリーズであることを強く感じさせるもので、年内にも正式発表が行われる可能性がありそうです。

BANDAI SPIRITS Hobby事業部は、『機動戦士ガンダム』シリーズのプラモデル「ガンプラ(GUNPLA)」をはじめ、数多くのキャラクタープラモデルを開発・生産する部門です。MG、HG、RGといった各グレードのガンプラが高い人気を集める一方で、低頭身デザインと手軽な組み立てを特徴とする「SDガンダム」は、近年やや苦戦してきた印象もあります。2015年発売の「SD GUNDAM EX-STANDARD」はHGシリーズとの連動を打ち出し、2018年発売の「SDガンダム クロスシルエット」は2種類の頭身バランスを選べるギミックを採用しましたが、現在まで新作展開は決して多いとは言えません。最新の「SDガンダムワールド」シリーズでは海外市場を意識し、ガンダムと歴史・伝説上の人物を組み合わせた、より派手なデザインの『SDガンダムワールド 三国創傑伝』や『SDガンダムワールド ヒーローズ』を展開。従来の2シリーズと比べれば勢いは感じられるものの、『機動戦士ガンダム』本編に登場する機体デザインではない点に、物足りなさを覚えるファンも少なくないでしょう。

▼ SD GUNDAM EX-STANDARD RX-78-2 ガンダム

▼ SDガンダム クロスシルエット RX-78-2 ガンダム

今回出願された新商標「MGSD MASTER GRADE SD」は、MASTER GRADEが持つ大型スケール感、精密な内部フレーム、高密度なディテール表現、豊富な武装・付属パーツといった魅力を、低頭身のSDガンダムに落とし込むシリーズになる可能性が高そうです。これまでのSDガンダム商品に見られた、構造のシンプルさや塗り分け・改造が前提になりがちな弱点を大きく覆し、長らく空白となっていた「ハイエンドSDガンダム・ガンプラ」市場を埋める存在になるのか、今後の続報に期待したいところです。

via: 商標ウォッチ