自身の看板オリジナルキャラクター「ポー助」でソフビ界で活躍し、近年ではさらに豊富な要素でポー助を再解釈し、異なるスタイルながらも同じ魂を持つかのような「ベビーポー助」、「ダイナソー助」、「ポー助ボーイ」を生み出している台湾のトイデザイナー「ロビン・タン (Robin Tang) 」。彼は四方八方から得たカルチャーのエッセンスを自身の中で再構築し、彼ならではのロビン流クリエイティビティで表現します。
本日はロビンさんにお話を伺い、今回トイピープルとコラボした「ポー助ボーイ トイピープル Ver.」誕生の経緯を紐解いていきます!

トイピープル:学生時代のご専門は何でしたか? トイデザイナーになる前はどのようなお仕事をされていましたか?
ロビン:私は実践大学の建築デザイン学科を卒業しました。おもちゃを作る前は、様々な設計事務所で建築模型を製作したり、その後は漫画スタジオでライセンスデザインを担当していました。

トイピープル:トイデザイナーになられたきっかけは何だったのでしょうか?
ロビン:兵役を終えた後、仕事の傍ら彫刻を制作していました。最初はレジン素材で作っていましたが、多くの時間をかけて調整し、一歩一歩素材を現在のソフビやPVCに変えていき、よりおもちゃに近い作り方にしていきました。
でも、本当にデザイナーになったきっかけは、やはり「おもちゃが好き」ということでしょうね。



トイピープル:初めて創作されたおもちゃについて教えてください!
ロビン:これは大学卒業時に制作した粘土彫刻の「ルーク」です。

トイピープル:ご自身でおもちゃを制作される以外に、どのような種類のおもちゃがお好きですか? 最近特に夢中になっている新しいおもちゃはありますか?
ロビン:バットマンが大好きで、数えきれないほどのバットマンのブリスターフィギュアをコレクションしています。初期のケナーから後期のDCダイレクトまで、最近ではマクファーレンが発売したバットマンもたくさん買いました。フィギュア、バイク、バットモービル、バットウィングなど、品質も良く価格も手頃で、たまらないほど大好きです。

▼ ロビンさんのスタジオでは、本当に至る所でバットマンのおもちゃを見ることができます。上記のアクションフィギュアやビークルに加え、バットマンがテーマのレゴももちろん購入されています!



▼「あなたの瞳にエレキネット!」、最近日本や台湾などで旋風を巻き起こしている「ナンジャモ」のポケモンカードも、ロビンさんはコレクションしています。

▼ スタジオ内には、同業のデザイナーたちがリリースしたおもちゃも大量に置かれています。




トイピープル:ご自身の作品の中では比較的新しい「ポー助ボーイ」は、看板キャラクターのポー助に加えて、ご自身の「ロビンヘッド」に交換できるという、少し変わった試みですが、その中で印象に残っている制作過程はありますか?
ロビン:当初ポー助ボーイを制作した大きな理由の一つは、「ヘッド交換」を利用して様々なブランドやアーティストとコラボレーションしたかったからです。作品の面白さを増すと同時に、作品の寿命を延ばすこともできます。
それで、最初のバージョンは成り行きで自分自身を作りました。僕はナルシストですし、ぽっちゃりオタクのロビンを置いたら面白くないですか(笑)。



トイピープル:最近、陶芸の創作を始められたのをよくお見かけしますが、これはソフビのデザインに新たな刺激をもたらしましたか?
ロビン:最近陶芸を始めたのは、実は6月のミニ個展のためなんです。新しい素材や技法を自分で試してみたくて。ここ数年、私は3Dモデリングとプリントに非常に依存していましたが、陶芸は確かに初心に帰るような感覚があり、キャラクターの造形や長年停滞していた自分の手作業を改めて見直す機会になりました。
トイピープル:普段はどのようにしておもちゃ制作のインスピレーションを得ていますか? 何か特別な儀式のようなものはありますか?
ロビン:私の最大のインスピレーションの源は、生活だと思います。最近起こった出来事、PTT(台湾の巨大掲示板)のゴシップ板、インスタグラムの様々な投稿、ストリーミングの新しいドラマなどです。儀式……強いて言うなら、しっかり寝ることですね。もし翌日にとても重要な仕事があれば、前日は少し早めに寝るようにしています。

▼ 生活といえば、私たちの日々と密接に関わっているものに、大量のネットミームやネタ画像が欠かせません。ロビンさんも、こうした一目でわかる面白い要素を自身の作品に取り入れるのが好きだそうです。

▼ ロビンさんが2021年に台湾のアパレルブランドPlain-meとコラボしたイベント「羅賓堂 樸然子中醫診所」では、漢方クリニックでよく見かける銅人形をモチーフにデザインされたポー助が発売されました。その参考資料がここにあるに違いありません。普通、デザイナーのスタジオでこれを見ることはなかなかないでしょう!(笑)


トイピープル:これまでに創作された作品の中で、一番好きな作品はどれですか? その理由も教えてください。また、どの作品が制作過程で最も印象に残っていますか?
ロビン:昨年リリースした「ポー助BOY」と「ダイナソー助」が一番好きです。この2つは自分の中で比較的成熟した作品で、無駄を削ぎ落として洗練させた感じがします!
そして「ダイナソー助」は、私たちの東区の巨匠であるPARADISEとのコラボレーションだったので、デザイン過程では、両者のおもちゃへの愛が込められていました。異なる視点や考えを少しずつ調整して作り上げた作品なので、非常に印象深いです。


▼ 今回のトイピープルとのコラボバージョンについてですが、話は2012年に遡ります。当時、私たちトイピープルがGeiMo文創と共催した「トイピープルRODYクリエイティブコンテスト!!」に、ロビンさんは参加し、第三位を獲得しました。その後、2014年にはトイピープルのサイトにエイリアンシリーズの作品を投稿してくれました。彼が言うには、子供の頃からトイピープルを見ていたというのは本当のことだそうです!そしてそれが今回のコラボ玩具のテーマにもなりました。

トイピープル:どのような環境で創作するのがお好きですか? 皆さんにスタジオの様子をシェアしてください~
ロビン:リラックスできて、少し広くて、少し静かな(音楽をかけるのはOK)空間で仕事をするのが好きです。


トイピープル:創作以外の趣味は何ですか? ファンの皆さんに、もっとあなたのことを知ってもらう機会をください!
ロビン:おもちゃを買うこと、おもちゃを見ること、スポーツ中継、ポケモンカード、若手の日本や韓国の女性アイドルです。


▼ ポケモンカードに夢中な台湾のトイデザイナーの中でも、ロビンさんは「大羅博士(オーロビン博士)」というニックネームで呼ばれています!カードをたくさん引くだけでなく、本当にポケモンが大好きで、スタジオの至る所に見られるポケモングッズやぬいぐるみがそれを物語っています。特に、ドアフレームに置かれ、通りに面しているアローラナッシーは、まるで本当に光合成をしているようで面白いです。


▼ もちろん、大羅博士のところでは、どこを見ても山積みのポケモンカードが見られます(笑)。

トイピープル:あなたにとって『おもちゃとは何か?』を、手書き(またはイラスト)で答えてください。
ロビン:「おもちゃは僕のペンシーブ(記憶の篩)のようなものです。それらは僕の各時期の思想や記憶を乗せていて、異なるインスピレーションと尽きることのないアイデアを与えてくれます。」


トイピープル × ロビン・タン ポー助ボーイ トイピープル Ver. の抽選情報が公開されました。ロビンファン、トイピープルファンの皆様、お見逃しなく!
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