デザイナーが《マクロス》風マジンガーZを妄想 河森正治氏本人が商品化を熱望

ロボットアニメ《超時空要塞マクロス》に登場するバルキリーは、緻密で格好良い三段変形機構を持ち、人々の宇宙や未来技術への想像を広げました。《マジンガーZ》では、叫びと共に胸から噴射されるブレストファイヤーが、人々の超兵器への幻想を満たしました。リアル系、スーパー系を問わず、ロボットアニメはあらゆる世代の視聴者に深く影響を与え、同時に、現代においてメカニックデザインやアニメーション産業に携わるクリエイターたちの礎となり、後世に多種多様な作品を生み出すこととなりました。しかし、もしこの二つの名作が一つになったら、どのような姿になるか想像したことはありますか?

かつて《機動戦士ガンダムSEED》の制作に参加し、ストライクガンダムなど初期5機のガンダムのデザイン原案を提供したメカニックデザイナーの片桐圭一郎(K16)氏が、先日、自身のTwitterでバルキリーとマジンガーZを融合させた妄想イメージを発表しました。イラストからは、このマジンガーZバルキリーが、戦闘機からロボットへと変形する三段変形機構を兼ね備えていることが見て取れます。そして、ホバーパイルダー、ブレストバーン、マジンガーブレードといった構造も持ち、ホバーパイルダーは支援機としてデザインされ、腕のマジンガーブレードの形状は、バルキリーのガンポッドへと変化しています。全体的に非常に面白く、さらなる想像の余地があります。

その後まもなく、多数の《超時空要塞マクロス》アニメーション制作に参加し、「バルキリー」シリーズの機体をデザインした河森正治氏も登場し、リツイートするとともに、自身の妄想を発表しました。無人ホバーパイルダーが分離してレーザー機銃攻撃機になる、ブレストバーンに上反角を付ければカナード翼になるなど、遊び心に満ちた想像が含まれており、本人もかなり楽しんでいる様子が伺えます。最後には、公式に《マジンガーZ》とコラボしたVF-1バルキリーのプラモデルを発売できないかと呼びかけました。両作品の版権元と密接に協力しているバンダイさん、聞こえていますか?

《マジンガーZ》だけでなく、片桐圭一郎氏は先日、バルキリーと《ゲッターロボ》のゲッター1、ゲッター2を組み合わせた2枚の作品も発表しました。さらに、まずは模型で自作改造して立体作品にする予定だそうで、多くの反響を呼んでいます。これらのクラシックなロボット作品は、40年、50年経ってもなお非常に魅力的です。もしさらなるコラボレーション商品が発売されれば、きっとより多くの話題を生み出すことでしょう。日本のロボットアニメが度々壁にぶつかる今日において、業界にさらなる創造性と活力を注入するきっかけとなるかもしれません。

via: K16(ケイイチロウ)@R_AREA2019