(画像:Netflix)
映像作品におけるラブシーンは、多くの観客にとって刺激的で官能的に映るかもしれないが、俳優にとっては撮影時、気まずさや恐怖に満ちているものだ。しかし、ヘンリー・カヴィルはラブシーンを演じるのが嫌いなだけでなく、観るのも好きではないという。
先日、『ARGYLLE/アーガイル』のマシュー・ヴォーン監督と共にポッドキャスト番組『Happy Sad Confused』に出演し、作品の宣伝を行ったカヴィルは、番組内でヴォーン監督と互いにラブシーンに抵抗があることを語り合った。ヴォーン監督がまず、現場で俳優にラブシーンを指導するのは非常に奇妙なことだと述べると、カヴィルは続けて「状況によっては、ラブシーンが単に観客を満足させるだけでなく、ストーリー展開に役立つことも確かにあります。しかし、現在のラブシーンは、時として過度に濫用されていると感じます」と付け加えた。
カヴィルはさらに、「時には、『これ、本当に必要か?ただ俳優の服を何枚か脱がせただけじゃないか?』と感じることがあります。とても不快になるし、『これには演じる価値のある要素が何もない。後のストーリーにつながるシーンでもない』と思ってしまうんです」と語った。ヴォーン監督は続けて、演技学校で生徒にラブシーンの演じ方を教えるなんて想像できないと笑い、もし自分の娘が通う演技学校にそんな授業があったら、間違いなく激怒するだろうと述べた。
カヴィルは、ラブシーンの撮影に全く反対しているわけではないと改めて強調した。「映画における性的な場面は、素晴らしい形で表現することもできますし、物語に本当に貢献することもできます。しかし、多くの場合、実際に撮影するよりも、観客に想像させる方が効果的です。だから、もしドラマや映画が絡み合う肉体で溢れていて、『えーと…これって、裸を見たい人向けに撮られた以外に、何か機能があるの?』と感じるようなら、そのラブシーンは無理やり撮られたもののように感じてしまいます」とカヴィルは締めくくった。「とにかく、僕はラブシーンを撮るのが好きじゃないんです」。

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また、ヴォーン監督はインタビューの中で、最近サム・ロックウェルを『ARGYLLE/アーガイル』の主演に起用しただけでなく、現在極秘に進められている別のアクションコメディ映画にも彼を招いたと語った。この作品は、ヴォーン監督が長年協力しているスタントチームが脚本・監督・主演を務め、クリス・ヘムズワースを含む多くのスターがカメオ出演しているという。ヴォーン監督は、この映画には56ものアクションシーンがあり、アクションジャンルを革新するに値する画期的な大作だと予告した。
ヴォーン監督は最近、度々言及しているように、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞したデイミアン・チャゼル監督が脚本を手がけるR指定のミュージカル映画を現在準備中だ。彼は『Happy Sad Confused』で、この脚本は元々チャゼル監督が自ら彼に監督してほしいと持ちかけたものだと明かした。ヴォーン監督は、かつてチャゼル監督に「こんなに良い脚本なのに、なぜ自分で監督しないのか?」と尋ねたことを回想。するとチャゼル監督は、この作品が『キック・アス』と『オズの魔法使い』が融合したようなものだと感じており、『キック・アス』がヴォーン監督の代表作であることから、彼こそがこの脚本を監督するのに最適な人物だと確信したと説明した。