DCコミックのドラマシリーズ「アローバース」最大級のクロスオーバーエピソード『クライシス・オン・インフィニット・アース』から誕生したスピンオフドラマ『スーパーマン&ロイス』。放送開始以来、多くの視聴者から好評を博してきたものの、残念ながら2023年にシーズン4での完結が発表された。

しかし、『スーパーマン&ロイス』が全4シーズンで終了するというのは、実は制作チームが望んだことではなかったという。先日、CWエンターテインメントのブラッド・シュワルツ社長が米メディアTheWrapのインタビューで語ったところによると、全4シーズンでの終了を決定したのは、ジェームズ・ガン監督のDCU映画『スーパーマン:レガシー』が2025年7月に公開されるためだという。ワーナー・ブラザースは、同じIP(知的財産)が同一市場で競合する状況を望まなかったため、番組を早期に完結せざるを得なかったとのことだ。
もちろん、ワーナー・ブラザースがこのような対応をするのは初めてではない。過去にDCEUがまだ存在していた頃、ドラマ『ARROW/アロー』のマーク・グッゲンハイム製作総指揮は、デスストロークを大スクリーンに登場させる準備があったため、ドラマ版では一時的にそのキャラクターを登場させることができなかったと明かしている。デスストローク以外にも、同様の状況は『ARROW/アロー』のデッドショットや、登場が予定されていた「スーサイド・スクワッド」にも起こっていたという。

また、マット・ライアンが演じ、「アローバース」の『レジェンド・オブ・トゥモロー』でレギュラーキャラクターだったコンスタンティンも、J.J.エイブラムスがHBO Max向けに開発していたドラマ「コンスタンティン」の影響で、登場が制限されただけでなく、マット・ライアン自身も新キャラクターのグウィン・デイヴィスを演じることになった。

J.J.エイブラムスによるドラマ「コンスタンティン」は、当時すでにキャスティングも決まっていたものの、最終的に企画がキャンセルされた。その後、彼は映画『コンスタンティン』の続編のプロデューサーに就任している。
via: TheWrap