『アンチャーテッド』シリーズや『The Last of Us』シリーズを手がけるゲーム開発会社ノーティードッグ(Naughty Dog)。後者は続編をめぐる論争でプレイヤーの不満を招いたこともあったが、依然としてAAAタイトルを制作する著名な開発チームの一つだ。しかし最近、ノーティードッグの共同社長兼クリエイティブ・ディレクターであるニール・ドラックマンが、AAAタイトルのゲーム制作をやめたいと意外な告白をした。

先日、彼は人気ラッパーLogicのYouTubeチャンネル『Logically Speaking』に出演し、プレッシャーが少なく、より小規模な環境で創作を続けたいと語った。同時に、子供と過ごす時間を増やしたいとも考えているという。
「ずっとゲーム業界にいることはないと思う。この仕事は対応すべきことが多すぎる。仕事量は膨大で、プレッシャーも大きい。大勢のスタッフとスタジオを管理しなければならず、正直言って本当に疲れるし、手が回らないんだ」とニール・ドラックマンは語る。
「人生も新しいステージに入り、家庭生活や子供の成長を最優先にしなければならない。娘はもう13歳で、彼女がいつ私の元から巣立ってもおかしくないと感じ始めている。時間には限りがあると分かっているから、家族と過ごす一瞬一瞬を無駄にしたくないんだ」

ニール・ドラックマンは対談の中で、ハリウッド監督のクエンティン・タランティーノを例に挙げた。タランティーノが「生涯で10本以上の映画は撮らない」という公言を守るのか非常に興味があると述べ、たとえそのルールを守ったとしても、将来的にはテレビ業界や他の創作分野に進出するかもしれないと考えている。
そのため、ニール・ドラックマンはこうも語る。「だから、もし自分だったら、創作分野における将来の変化について考えることができる。もっと気楽でプレッシャーの少ない環境で働きながらも、創作の余地は保ち続けられるかもしれない。今では自分自身、あといくつのAAAタイトルの開発プロジェクトを手掛けられるだろうか、と考え始めているんだ」