「バルチャー」の『モービウス』カメオ出演は一体何だった?マイケル・キートン「知らない、ソニーもはっきり説明できなかった」

(画像提供:マーベル・スタジオ、ソニー・ピクチャーズ)

2017年、マイケル・キートンはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に初参加し、『スパイダーマン:ホームカミング』で最も印象的なヴィランの一人「バルチャー」を演じた。その後、バルチャーは『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のマルチバース(多次元宇宙)現象によって突如『モービウス』のユニバースに転送され、キートンは当初予定になかった『スパイダーマン』関連作品にさらに1本出演することになった。しかし、ソニー・ピクチャーズがバルチャーの『モービウス』登場で一体どんな伏線を張ろうとしていたのか、キートン自身も全く見当がつかないという。   

キートンはポッドキャスト番組『Happy Sad Confused』の最新エピソードでのインタビューで、『モービウス』の隠しポストクレジットシーンにバルチャーをカメオ出演させたソニーの意図について、「全く分からない、完全に状況を把握していなかった。正直、彼ら自身もあまりはっきり説明できていなかったんだ」と明かした。「彼らは『説明させてください…』と言ったけど、結局何を言っているのか理解できなかったし、彼らが言及しているキャラクターも知らなかった。確かに複雑だったよ。明らかに彼らは将来の布石を打っていて、その後の展開を説明してくれたんだけど、僕は『OK、じゃあやってみよう』と答えたんだ」

キートンはまた、「モービウス」役のジャレッド・レトがそのポストクレジットシーンの撮影中、彼と話さなかったことにも触れた。しかし、キートンはレトが役に入り込むために真剣に取り組んでいることを理解していたため、邪魔することはなかったという。撮影が終了し、役から離れたレトが彼に挨拶をしてきたそうだ。

(画像提供:ワーナー・ブラザース)

昨年、『ザ・フラッシュ』で再び「バットマン」を演じたキートンは、当初、『バットガール』や『アクアマン/失われた王国』にもカメオ出演し、さらには今後のDCユニバースにおける主要なバットマンとなる予定だった。しかし、DC映画部門とワーナー・ブラザース内部で再び激しい権力変動が起こり、新体制のトップは前体制の計画を踏襲しない方針を決定。そのため、キートンが他のDC作品のためにすでに撮影していたシーンは全て削除され、今後再び登場する可能性は極めて低くなった。

自身の「バットマンとしてのキャリア」がこれで終わったのかと問われたキートンは、「決して不可能とは言わない」と、まだ確実な結論は出ていないとの見方を示した。