ソニー、マイケル・ジャクソン楽曲著作権の50%を高額買収!母親の「遺志に反する」上訴は棄却

故“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンが逝去してから今年で15年となるが、彼の不朽の音楽は今後も世界中で歌い継がれていくだろう。先週水曜日、マイケル・ジャクソンの遺産管理チームは、ジャクソンの楽曲著作権の半数を6億ドル(約940億円)という高額でソニー・ミュージックに売却することに合意し、カリフォルニア州の裁判所から正式に承認された。

この音楽著作権には、『今夜はビート・イット』や『スリラー』など、すでに広く知られている名曲のほか、マイケルが創作した全ての音楽作品が含まれる。ただし、ミュージカル『MJ ザ・ミュージカル』、シルク・ドゥ・ソレイユのショー『マイケル・ジャクソン ONE』の収益、および近日公開予定の伝記映画『Michael/マイケル』の権利は含まれないとのことだ。

実はこの取引は今年2月にも最終決定される予定だったが、マイケルの母親であるキャサリン・ジャクソン(上図左)が「マイケルの遺志に反する」として反対し、遺産管理チームとの間で法廷闘争に発展していた。しかし今回、裁判所はキャサリンの上訴を無効と判断し、ソニー・ミュージックがマイケルの創作物の50%の権利を正式に取得することになった。

判決書によると、マイケルの遺言書には、遺産管理チームの執行人であるジョン・ブランカとジョン・マクレーンに対し、広範な権限が明確に与えられており、今回の案件に関わる特定の資産(音楽などの関連創作物)について例外規定は設けられていないという。「したがって、これはマイケル本人の意向であり、執行人が本件に関わる資産を含むいかなる遺産、資産も売却することを許可している。(下級裁判所の判事による)この判断に誤りはない」とされている。

裁判所はまた、キャサリンが下級裁判所の審理時に関連する主張を提出しなかったため、これらの主張を行う権利を失ったという、より簡潔な理由も提示した。

伝記映画『Michael/マイケル』は、日本では2026年6月12日に公開される。ソニーが今回、楽曲著作権の販売権を正式に取得したことで、マイケルの音楽伝説が再び世界中で大きな熱狂を巻き起こすことが期待される。

via: billboard