ディズニー、またも「AI復活」で訴訟!『ローグ・ワン』でのターキン総督「無断肖像使用」を故人所属の映画会社が提訴

AI技術の活用がハリウッドで法的・倫理的な議論を巻き起こし続けている。『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で「帝国軍司令官」ターキン総督を演じた故ピーター・カッシングが生前所属していた映画会社が、ディズニーを提訴した。訴訟の理由は、ルーカスフィルムが『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』において、1994年に死去したピーター・カッシングをCGIで「復活」させたことが、無許可の肖像使用にあたるというものだ。

『タイムズ』の報道によると、ピーター・カッシングが生前所属していた「タイバーン・フィルム・プロダクションズ」は、2019年からルーカスフィルムと、『ローグ・ワン』のVFXを担当した会社Lunak Heavy Industries(以下「被告側」)に対し訴訟を起こした。2016年公開の『スター・ウォーズ』スピンオフ作品でカッシングの肖像を使用したと主張している。同社は、カッシングの死に先立ち、彼の肖像を特殊効果で無断使用することを禁じる契約を彼と交わしていたと主張している。

これに対し被告側は、カッシングが『新たなる希望』に参加する際に署名した契約に基づけば、彼のイメージを再現するために追加の承認は不要であると反論。さらに、カッシングの遺産執行人にも使用料を支払い、その許可を得ていたと主張した。被告側は訴訟の棄却を求めたが、2023年12月、裁判官はこの申し立てを却下した。

本件の最新の進捗として、被告側は今年7月に再度上訴したが、今月9日に再び却下された。



via: CBR