2022年、コジマプロダクションは、『DEATH STRANDING』シリーズの続編『DEATH STRANDING 2 ON THE BEACH』の開発を発表すると同時に、このオープンワールドゲームの実写映画化も公表し、アメリカの独立系映画会社A24とタッグを組むことを決定した。
現在に至るまで、ハリウッドの制作会社Hammerstone Studiosとの協力やプロデューサーの人選が報じられている以外、実写版『DEATH STRANDING』の監督や俳優陣に関する具体的な情報はまだない。しかし先日、ゲームクリエイターの小島秀夫が日本のメディア『ファミ通』のインタビューに応じた際、A24以外にも、高額な制作費を提示して協力を打診してきた映画会社があったことを明かした。
しかし、小島秀夫は最終的にその大手制作会社のオファーを断り、『ファミ通』に対し、A24との提携を選び、高額な制作費での実写版『DEATH STRANDING』開発を受け入れなかった理由を語った。

「他の映画会社からの提案は、ほとんどが高額な予算と莫大な資金を投じて、大規模で爆発シーン満載の映画を作りたいというものでした。しかし、私はそうしたくなかった。A24と組んで、少し違った映画を撮りたいと思ったんです」と小島は語る。さらに彼は、自身の誕生日が8月24日であることから、A24との提携は「理にかなっている」と冗談めかして付け加えた。
また、小島秀夫は、実写版『DEATH STRANDING』の監督を自ら務めるつもりはないため、プロデューサーと共にストーリーなどに関して協力していくと強調した。監督の人選はまだ決まっていないものの、小島はA24がこれまでに手掛けてきた作品を高く評価しており、そのため『DEATH STRANDING』の映画もより芸術的な方向性で制作されるだろうと力説した。
「世の中には多くのゲーム原作映画がありますが、私たちが作りたいのは単なる直接的な翻案ではありません。ゲームファンだけでなく、映画を愛する人々も魅了できるような作品にしたいのです」と小島は語る。「私たちは、これまでにない『DEATH STRANDING』の世界を創造しており、この映画を通してのみ、それが実現できるでしょう。」