芳文社のアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』は、放送開始から超絶人気と話題性を引っ提げ、最終回を迎えてもなお、その熱は冷めやらず。関連グッズも飛ぶように売れ、多くのファンが続編を熱望しています。
主人公たちだけでなく、劇中で酒浸りの日々を送るお姉さんキャラ、廣井菊里もかなりの人気者。彼女を主役にしたスピンオフ漫画『廣井菊里の深酒日記』も登場するほどです。そんな廣井の人気に比例して、彼女が愛飲する「鬼ころし」こと鬼ころし清酒も一躍脚光を浴びました。多くの人がこの紙パック酒のルーツに興味を持つ一方で、「飲んだくれの酒」というイメージが定着してしまったようです。

廣井菊里(ひろい きくり)は、『ぼっち・ざ・ろっく!』において、結束バンドのメンバーではないものの、破天荒なバンドSICK HACKのベーシストとして強烈な印象を残しました。酒をこよなく愛する彼女は、安価な紙パック酒を飲んでいることで度々ツッコミを入れられます。酔っぱらっているのは悩みを忘れるためで、本人はそれを“幸せのループ”と呼んでいるとか。しかし、いざという時にはシャキッと覚醒する一面も持ち合わせています。

そんな中、最近日本のX(旧Twitter)で、「鬼ころし」が「底辺の飲んだくれが愛飲する酒」というレッテルを貼られているという投稿が話題になりました。特に廣井が劇中でこの酒を飲んでいることから、「“終わってる人”というメッセージを伝えている」と指摘する声も。
しかし、これに対して別のユーザーが反論。「鬼ころし」は確かに安価ではあるものの、決して“底辺のクソ酒”ではないと主張しました。本当に安く酔いたいガチの酒飲みが選ぶのは、「甲類焼酎」や「ペットボトルウイスキー」の方がより適切な選択肢だというのです。もちろん、紙パックなので、いつでもどこでも手軽にアルコールを補給できるという点では、確かに飲んだくれの象徴となってしまっているのかもしれません。
▼ 日本で販売されている甲類焼酎

▼ 日本で販売されているペットボトルウイスキー

また別のユーザーからは、「この手の酒は、あくまで手軽で安いのが魅力であって、ガチのアル中が好んで飲み続けるようなものではない」という意見も。むしろ「廣井のように酒を溺愛し、常に酔っぱらっているタイプが飲む酒ではない」とまで言われています。

安く手軽に酔いたい人向けの酒は、日本にもたくさんありますし、年代によってそれぞれ好みが分かれるものですよね。
▼ 中年層に人気の
▼ 若年層に人気の
お酒に対する意識は非常に高い日本において、『ぼっち・ざ・ろっく!』の爆発的な人気によって「鬼ころし」にネガティブなイメージがついてしまったのは、廣井の飲んだくれっぷりが強烈すぎたせいかもしれません。しかし、結果的にバズって、作品とのコラボも実現しているあたり、ある意味、棚ぼた的なメリットと言えるかもしれませんね(笑)。
via: togetter