現代のデジタル時代、コミックや小説を購入する際、電子書籍を選ぶ人が増えていますよね。本棚のスペースを節約できるのはもちろん、いつでもどこでもサッと読める手軽さが魅力。多くの出版社が電子書籍サービスを提供しており、読者からの支持も厚いです。
でも、原作者さんたちは電子書籍についてどう思っているんでしょう? 先日、日本のX(旧Twitter)で、ある小説家と作家が電子書籍の収益分配に驚きを隠せないと発言。特に電子書籍が普及する前から商業作家として活動していた方々にとっては、まさに「棚からぼたもち」状態だとか。一体なぜそんなに喜んでいるのか、深掘りしてみましょう!

小説『転生成人狼、魔王の副官』の著者である漂月先生がXに投稿。「電子書籍って本当に恐ろしい……。原作が発売されてから何年も経っているのに、家計の足しになるくらいの印税がそっと入ってくる……。」とコメント。電子書籍がまだ一般的でなかった頃から商業作家として活躍している先生にとって、これは本当に不思議な体験だそうで、「思わずキョロキョロしちゃって、その支払い明細をそっとポケットにしまう感じ。ちょっとゾクゾクするけど、もっと欲しいな〜www」と綴っています。

もう一人、日本のノンフィクション作家である安田峰俊先生もXで発言。新刊はぜひ紙媒体で購入してほしい(売上部数に影響するため)としつつも、「発売から3ヶ月以上経った本は、よっぽど売れてるやつ以外はKindle版を買ってくれ」と呼びかけています。
というのも、その段階になると(KADOKAWAさんのように少量でも重版がかかるケースを除き)、読者が紙の本を買っても、通常はもう重版がかかることはなく、著者にはほとんど収益が入らないからだそう。でも、Kindle版なら印税が継続的に入ってくる……しかも結構な額が!とのこと。

これらの作家さんたちが、重版の心配がない電子書籍を高く評価しているのがよくわかりますね。あるネットユーザーも指摘していますが、多くの出版社では刷った部数に応じて印税が支払われるため、印税は一度きり。しかし、電子書籍は購入され続ける限り、印税が継続的に入ってくるため、原作者にとってはまさに「メリットしかない」状態なんです。

多くの人が紙媒体の「手触り感」に愛着を持っているのは事実ですが、中には絶版になってしまうと、古本屋を巡ってもなかなか見つからない本もありますよね。電子書籍が普及した現代では、そんな苦労をせずとも、サッと検索して読めるのは大きな利点です。

「電子書籍の印税って少ないんじゃないの?」と思っていたネットユーザーからは、「作家さんたちがそう言うなら、安心して電子書籍を買って応援できる!」といった声も上がっています。

これはまさに、デジタルコンテンツサービスがますます活発になっている現代ならではの現象と言えるでしょう。もちろん、電子書籍にもデメリットがないわけではありません。特に、配信プラットフォームに何かあった場合、購入した本が全部消えてしまった……なんてトラブルも実際に起こっています。最終的には読者の皆さんの読書スタイルが一番の決め手。紙の本も電子書籍も、それぞれに良い点と悪い点があるので、どちらを選ぶかはあなた次第ですね。
( 過去にはこんな記事も→漫画家・大和田秀樹先生が激白「電子書籍、長期間ログインしないと全部消えた」)
via: togetter