アニメやゲームをよく見る人ならご存じの通り、キャラクターの「瞳」は、その個性を際立たせる重要なポイントですよね。作画のクオリティは、しばしば「アニメ制作陣の財力」のバロメーターとしてネタにされますし、「炯炯(けいけい)とした瞳」は、キャラクターが生き生きとしている証拠でもあります。
でも、ふと疑問に思ったことはありませんか?「もし目から発電できたら、どれくらいの電力が生み出せるんだろう?」って。そんなこと、誰も考えたことないでしょ? と思いきや、日本人は考えちゃいました! しかも、空想科学で「瞳の電力」をガチ検証しちゃったんです!

関西電力さんが立ち上げた空想科学企画、その名も「キラメキ電力調査」。瞳がもし発電できたら何ワットの電力を生み出せるのかを検証する、というユニークな企画です。監修には、おなじみ『空想科学読本』シリーズの著者である柳田理科雄先生が招かれ、その謎に迫ります。

「ただの検証企画でしょ?」なんて侮るなかれ! この企画、なんと人気イラストレーターさんが描き下ろしたオリジナルキャラクターが登場し、さらに豪華声優陣が声を担当しているんです! さいとうなおきさん(イラストレーター)が手掛けた「雷光 ピリカ」(CV: 雨宮天さん)、スコッティさん(イラストレーター)による「エル」(CV: 高橋李依さん)、トマリさん(イラストレーター)が描いた「紫ノ宮ライカ」(CV: 鬼頭明里さん)、oo6さん(イラストレーター)の「ヴィン・クラフト」(CV: 江口拓也さん)、そして冨士原良さん(イラストレーター)の「篝」(CV: 岡本信彦さん)と、そうそうたるメンバーが勢ぞろい。
5人のキャラクターはそれぞれ異なる瞳を持ち、生み出せる電力も違うというこだわりっぷり。企画では、彼らの人物相関図まで制作されており、その本気度がうかがえますね!

では、この企画がどのように瞳の「電力」を検証しているのか、簡単に説明しましょう。例えば「雷光 ピリカ」の場合、彼女の両眼は0.002666ワットの電力を生み出すとされています。特設サイトでは、瞳の発電量の計算式「瞳の平均輝度 × 瞳の面積 × 2 × 3.14 ÷ 683」が公開されており、各キャラクターの瞳の平均輝度とだいたいの面積も記載されているので、興味のある方はぜひ自分で計算してみてくださいね。

さらに、この瞳の電力を日常生活で使うとしたら、どれくらいの電力が必要になるのか、あるいはどれくらいの瞳が必要になるのか、という検証も行われています。 例えば「雷光 ピリカ」が9人集まれば、家庭用の小さな電球を1つ点灯させることが可能。 そして、なんと300万人分の「雷光 ピリカ」がいれば、大阪のシンボル「通天閣」を一晩中ライトアップできるんだとか!


これ、何が言いたいかっていうと、人間の瞳は確かに電気を帯びているけれど、その電力はとてつもなく小さい、ということ。 「空想科学」の範疇ではあるものの、実際に研究してみるとめちゃくちゃ面白いんです。 現実の科学では、まだ人間から直接発電したり、人体が自ら電気を生み出す技術は確立されていませんが、自分の瞳がどれくらい「帯電」しているか、試してみませんか?
